塩釜FCヴィーゼ
塩釜FCヴィーゼ(しおがま・エフシー・ヴィーゼ、Shiogama F.C. Wiese)は宮城県塩竈市を本拠地とするサッカークラブである。
塩釜FCヴィーゼ | |
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原語表記 | 塩釜FCヴィーゼ |
愛称 | ヴィーゼ |
クラブカラー | 緑 |
創設年 | 1996年 |
所属リーグ | 宮城県サッカーリーグ[1] |
所属ディビジョン | 1部 |
ホームタウン | 宮城県塩竈市 |
ホームスタジアム |
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収容人数 | 10,000 |
運営法人 | 一般社団法人塩竈フットボールクラブ |
代表者 | 小野寺陽人 |
監督 | 大谷哲也 |
公式サイト | 公式サイト |
■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
種類 | 一般社団法人 |
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略称 | 塩釜FC |
本社所在地 |
![]() 〒985-0036 塩竈市東玉川6-4 |
設立 | 1995年 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 1370605000753 |
事業内容 |
サッカー及びスポーツの啓蒙普及 指導者育成、社会福祉の増進 |
代表者 | 小野寺陽人 |
概要
編集1996年、佐川急便仙台サッカー部として発足、仙台実業団サッカーリーグ4部に参加した。2001年に宮城県サッカーリーグ昇格を果たした際、佐川急便の東北地域の支社を代表するチームを目指す観点から佐川急便東北サッカー部と改称。その後も順調に昇格を続け、2003年には東北社会人サッカーリーグ1部に昇格したものの、その年を最後に佐川急便が支援を打ち切った。
1964年に発足した仁井町スポーツ少年団を前身とする塩釜FCは、1986年にジュニアユース、1993年にユースチームを発足。1996年には運営組織を社団法人化し活動[2]していたが、2004年、廃部となった佐川急便東北から運営を引き継ぎ、社会人トップチームヴィーゼ塩釜として再出発を果たした。ヴィーゼ(Wiese)の由来は本拠地の伊保石牧場グラウンドが牧草の中にある芝生グラウンドということで、牧草地をドイツ語で現したもの(試合は主に宮城県サッカー場などを使用)。
2007年、塩釜FCヴィーゼに名称変更。2012年、NEC TOKIN FCを吸収合併し、そのNEC TOKINから「NT」を取り塩釜NTFCヴィーゼに改める。
2014年の東北リーグでは10位となり、当年をもってリーグを離脱。2015年からは宮城県リーグ1部に参戦している[1]。2016年は入替戦でARDORE桑原に敗れ2部降格となったが、翌2017年は優勝を果たし1年で1部に復帰。
2018年にはクラブ名を塩釜FCヴィーゼに戻し[3][4] チームの刷新を図るも、県リーグ1部では7位に終わり2部降格。翌2019年は県リーグ2部で2位となり、再び1年で1部に復帰する。
2020年は宮城県リーグ1部で2位となり、上位チームの東北リーグ昇格辞退に伴い昇格の権利を得たが、当チームも昇格を辞退している[5][6]。
2022年は宮城県リーグ1部で7位に終わり、中新田SCとの入替戦にも敗れ一度は2部降格が決まったが、マリソル松島の解散に伴い1部残留となった。
塩釜FCは芝生育成に関して、「塩釜方式」と呼ばれる[7]早くて安くて丈夫な芝生を育成することができるノウハウを有しているため、全国各地から関係者が見学に訪れることがある。また、Jリーグが「百年構想」を行う前から地域に根ざしたスポーツクラブを標榜している。
成績
編集年度 | 所属 | 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | 監督 |
2004 | 東北1部 | 2位 | 26 | 14 | 8 | 2 | 4 | 37 | 28 | 9 | 野地芳生 |
2005 | 4位 | 14 | 12 | 3 | 5 | 4 | 22 | 18 | 4 | 小野寺陽人 | |
2006 | 6位 | 12 | 14 | 3 | 8 | 3 | 20 | 25 | -5 | ||
2007 | 4位 | 18 | 14 | 5 | 3 | 6 | 18 | 21 | -3 | ||
2008 | 5位 | 13 | 14 | 4 | 1 | 9 | 24 | 49 | -25 | ||
2009 | 7位 | 9 | 14 | 2 | 3 | 9 | 19 | 36 | -17 | ||
2010 | 7位 | 10 | 14 | 3 | 1 | 10 | 10 | 65 | -55 | ||
2011 | 7位 | 1 | 12 | 0 | 1 | 11 | 6 | 87 | -81 | ||
2012 | 3位 | 19 | 12 | 6 | 1 | 5 | 26 | 29 | -3 | 草野修治 | |
2013 | 8位 | 15 | 18 | 4 | 3 | 11 | 26 | 61 | -35 | ||
2014 | 10位 | 3 | 18 | 1 | 0 | 17 | 11 | 91 | -80 | 大谷哲也 | |
2015 | 宮城県1部 | 7位 | 21 | 16 | 6 | 3 | 7 | 28 | 46 | -18 | |
2016 | 7位 | 16 | 14 | 4 | 4 | 6 | 24 | 36 | -12 | ||
2017 | 宮城県2部 | 優勝 | 28 | 12 | 9 | 1 | 2 | 35 | 13 | 22 | |
2018 | 宮城県1部 | 7位 | 14 | 14 | 4 | 8 | 2 | 22 | 28 | -6 | |
2019 | 宮城県2部 | 2位 | 30 | 14 | 9 | 3 | 2 | 39 | 22 | 17 | |
2020 | 宮城県1部 | 2位 | 15 | 7[8] | 5 | 0 | 2 | 27 | 13 | 14 | |
2021 | 5位 | 9[9] | 7 | 4 | 0 | 3 | 21 | 16 | 5 | ||
2022 | 7位 | 14 | 14 | 4 | 2 | 8 | 31 | 35 | -4 | ||
2023 | 7位 | 11 | 14 | 3 | 2 | 9 | 21 | 42 | -21 | ||
2024 | 5位 | 12 | 10 | 4 | 0 | 6 | 16 | 24 | -8 |
タイトル・主な成績
編集リーグ戦
編集- 東北社会人サッカーリーグ1部
- 準優勝:2004年
- 宮城県サッカーリーグ1部
- 準優勝:2020年
- 宮城県サッカーリーグ2部
- 優勝:2017年
- 準優勝:2019年
ユニフォーム
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下部組織
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下部組織は全国レベルの大会の常連である。
下部組織の戦績
編集ユース
編集ジュニアユース
編集主な下部組織出身者
編集出典
編集- ^ a b “第39回 宮城県サッカーリーグ 1部・2部 日程表” (pdf). 宮城県サッカー協会. 2015年4月4日閲覧。
- ^ “沿革 - 塩釜FCの目指すもの - 塩釜FC”. www.shiogamafc.com. 2025年2月2日閲覧。
- ^ “第42回 宮城県サッカーリーグ 1部・2部 日程表” (pdf). 宮城県サッカー協会. 2018年4月21日閲覧。
- ^ 名称の由来となったNECトーキンは前年4月にNECグループを離脱し、トーキンへと社名を変更していた。
- ^ “1種委員会通信 2020/11/29の結果” (html). 宮城県サッカー協会. 2020年12月3日閲覧。
- ^ 3位のARDORE桑原が東北リーグ2部南に昇格。
- ^ “asahi.com(朝日新聞社):天然芝、学生自ら育て一挙両得 実戦感覚と栽培技術養う - スポーツ”. www.asahi.com. 2025年2月2日閲覧。
- ^ 新型コロナウイルスの影響により、1回戦総当たりで開催。
- ^ マリソル松島戦を棄権したため勝ち点マイナス3
外部リンク
編集- 塩釜NTFCヴィーゼ (公式) - 2016年8月21日時点のアーカイブ
- 一般社団法人塩釜FC
- 塩釜FCヴィーゼ (@shiogamantfc) - X(旧Twitter) - 2014年までの公式アカウント
- 塩釜FCヴィーゼ (@Wiese_shiogama) - X(旧Twitter) - 現在の公式アカウント
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