塩釜温泉

栃木県那須塩原市にある温泉

塩釜温泉(しおがまおんせん)は、栃木県那須塩原市(旧国下野国)にある塩原温泉郷の一つの温泉塩原街道を渓谷沿いに上り現れる塩原十一湯の3番目の温泉で、2025年現在2軒の温泉宿がある[1]。名前の由来は高温で塩原温泉郷の中でも屈指の豊富な湯量の温泉による熱を利用して釜で精製したことによる[2]。ここで左折して箒川の支流である鹿股川に沿って上ったところに塩の湯温泉がある。

塩釜温泉
七ツ岩吊橋から見た温泉街(彩つむぎ)
温泉情報
所在地 栃木県那須塩原市塩原
地図
地図
座標 北緯36度57分58.3秒 東経139度49分44.2秒 / 北緯36.966194度 東経139.828944度 / 36.966194; 139.828944座標: 北緯36度57分58.3秒 東経139度49分44.2秒 / 北緯36.966194度 東経139.828944度 / 36.966194; 139.828944
交通 鉄道 : 宇都宮線西那須野駅野岩鉄道上三依塩原温泉口駅から路線バス
車 : 東北自動車道西那須野塩原ICより国道400号へ約15分
泉質 塩化物泉炭酸水素塩泉単純温泉
泉温(摂氏 50 - 70 °C
宿泊施設数 2
外部リンク 塩原温泉旅館組合
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泉質

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  • 塩化物泉・炭酸水素塩泉・単純温泉
    • 源泉温度 : 50 - 70℃
    • 源泉数 : 8ヶ所

効能

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  • きりきず・やけど・慢性皮膚病・虚弱児童・慢性婦人病・動脈硬化症

※注 : 効能はその効果を万人に保証するものではない 

温泉街

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2軒の温泉宿がある[1]。塩原塩釜バス停前と、塩湧橋下の川沿いには、指先を温める「指湯」が地元有志の手作りで設けられた[3]。温泉街には塩原郵便局がある[4]

歴史

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川瀬巴水 塩原三部作「塩原志ほがま(塩釜)」1918年(大正7年)

1900年明治33年)に発行された『塩原温泉誌』には、この地に5軒の農家があったと記されており、旅館が設けられたのは戦後である。湯量は豊富で、貴賓の別荘も数多く設けられた。箒川に架かる塩湧橋はしばしば絵葉書に描かれ、小太郎ヶ淵や玉簾の瀬、七つ岩吊橋などは渓流の景勝地として知られる[5]

アクセス

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脚注

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  1. ^ a b お宿一覧”. Shioba Love♡. 塩原温泉旅館協同組合・塩原温泉観光協会. 2025年3月2日閲覧。
  2. ^ 塩原温泉11湯 塩釜”. 那須塩原市役所産業観光部ツーリズム推進課塩原地区担当 (2021年11月30日). 2025年3月2日閲覧。
  3. ^ 足湯と指湯”. 塩原温泉旅館協同組合. 2022年4月20日閲覧。
  4. ^ 第9回塩原のんびり湯っくり雛めぐり”. 塩原温泉観光協会. 2025年3月2日閲覧。
  5. ^ 随想舎 編『絵葉書が映す下野温泉場紀行』随想舎、2003年、76-79頁。ISBN 978-4-88748-083-4 

外部リンク

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