塩見允枝子
1938-, 作曲家。フルクサスに参加し、帰国後はインターメディア、パフォーマンスなども行なう。
人物
編集1961年東京藝術大学楽理科卒業。作曲を長谷川良夫、音楽理論を柴田南雄に師事。在学中より「グループ音楽 [1]」の一員として小杉武久、水野修孝、刀根康尚等と作曲・演奏活動を開始している[2]。ナム・ジュン・パイクにフルクサスを紹介され、1964年に渡米しフルクサスに参加した。翌年帰国、1970年の結婚後は大阪を拠点にした。1990年代以降は電子テクノロジー音楽に傾倒。音楽と視覚、言語表現を融合させた藝術を追求し続けている。2014年(平成24年)4月京都市立芸術大学芸術資源研究センター特別招聘研究員[3]。
ディスコグラフィ
編集アルバム
編集- An Incidental Story On The Day Of A Solar Eclipse #1#2#3 (1998年)
- Fluxus Suite (A Musical Dictionary Of 80 People Around Fluxus) (2002年)
- Fractal Freaks (2005年) ※ピアノ演奏 : 井上郷子
- 『音と詞の時空』 - The World Of Sounds And Words (2010年、フォンテック)
著書
編集- 『フルクサスとは何か?―日常とアートを結びつけた人々』フィルムアート社、2005年