塩田八幡宮

兵庫県神戸市北区道場町に鎮座する神社

塩田八幡宮(しおたはちまんぐう)は、兵庫県神戸市北区道場町塩田にある神社[1]旧社格は当初は村社、後に郷社。神紋は「尾長左三巴」。山裾の社務所より本殿前まで、およそ150段の石段が続く。境内には9の末社が祀られる。

塩田八幡宮

拝殿
所在地 兵庫県神戸市北区道場町塩田3238番地
位置 北緯34度52分37秒 東経135度14分14秒 / 北緯34.87694度 東経135.23722度 / 34.87694; 135.23722 (塩田八幡宮)座標: 北緯34度52分37秒 東経135度14分14秒 / 北緯34.87694度 東経135.23722度 / 34.87694; 135.23722 (塩田八幡宮)
主祭神 応神天皇
神功皇后
玉依姫命
御歳神
社格郷社
創建 不詳
本殿の様式 三間社流造
別名 塩田厄神
塩田八幡神社
例祭 10月第2月曜日
テンプレートを表示

祭神

編集

歴史

編集

創建時期は不明だが、大同年間(806~810)には「大歳神社」と称し、御歳神を奉祀したとする記録がある。その後、石清水八幡宮から応神天皇・神功皇后・玉依姫命の神霊を勧請して合祀し、塩田八幡神社と称した。1158年(保元3年)には石清水八幡宮とその宿院極楽寺の荘園となり、神宮寺となった。応仁の乱により社殿を焼失したが、1499年(明応8年)に社殿を再興した。九鬼家当主代々の寄進を受けた。明治維新になって神仏分離令により神宮寺が廃され、1872年(明治5年)に村社に列し、1922年(大正11年)11月郷社に昇格。1963年(昭和38年)、社名を塩田八幡宮と改称した[2]

現在の本殿は1657年(明暦3年)に三田藩九鬼隆昌からの浄財もあり再建されたものである[3]

祭典行事

編集
日付 祭典名 補足
1月1日 歳旦祭
1月3日 元始祭
1月18日・19日 厄除大祭
2月11日 紀元祭
2月20日 祈年祭
2月23日 天長祭
4月29日 昭和祭
6月30日 大祓式
7月 夏祭万灯祭 「海の日」前日・前々日
10月 例祭(秋祭) 「スポーツの日」
11月3日 明治祭
12月5日 新嘗祭
12月30日 大祓式
毎月1日・15日 月次祭

摂末社

編集
武内神社
若宮八幡神社
神明神社
山ノ神社
高良神社
  • 祭神:高良玉垂命  
稲荷神社
剱御前社
岩清水祠
水神社
厳島神社

永代奥都城(永代墓)

編集
永代墓みささぎ
  • 祭祀(供養)は、神道に従って行ないます。
  • 神道以外の宗教信仰者の遺骨を納骨される場合は、神道に改宗すれば納骨する事が可能。
  • 後継者がいないのでお墓がもてない

                  ・身寄りのない親族の納骨場所に困っている

                  ・お墓のことで子供や孫たちに負担を掛けたくない

                  ・遠方へ転居したのでお墓参りが出来ない

  • 皆様のお悩みに寄り添います

交通アクセス

編集
鉄道
バス
自動車
  • 駐車場あり(時期により、駐車可能な場所が異なる。)
  • 1~2月:大駐車場(御旅所)約400台駐車可
  • 3~12月:山裾駐車場(社務所前)約30台駐車可

交通安全の祈祷を受ける場合、「初宮詣」や「七五三詣」等で着物を着ている場合、足腰が弱い方は正面の朱の鳥居に向かって右手の車道を通り、古神札古神矢納所の前まで進み、"後ろ向き"に駐車する。その他の参列する家族・親戚は、駐車場を利用する。
※前向きに駐車をすると、後続車が来た際に方向転換ができなくなる場合がある。

なお、正月三が日と厄除大祭(1月18日・19日)は正面直線の馬場(参道)と車道は終日車両通行不可

ギャラリー

編集

脚注

編集
  1. ^ 厄除・交通安全 塩田八幡宮 神戸市北区鎮座(三田市隣接)”. 80003.org. 2022年8月1日閲覧。
  2. ^ 塩田八幡宮”. 兵庫県神社庁. 2023年1月14日閲覧。
  3. ^ 御由緒・境内案内・御祭神・年中行事”. 塩田八幡宮. 2023年1月14日閲覧。

関連項目

編集

外部リンク

編集