塚本 勝一(つかもと かついち、1921年9月19日[1] - 2015年7月24日)は、日本陸軍軍人陸上自衛官。第12代西部方面総監。

塚本 勝一
生誕 1921年(大正10年)9月19日
日本の旗 日本兵庫県
死没 2015年(平成27年)7月24日
所属組織 大日本帝国陸軍
陸上自衛隊
軍歴 1940 - 1945(日本陸軍)
1951 - 1978(陸自)
最終階級 大尉(日本陸軍)
陸将(陸自)
除隊後 産経新聞客員論説委員
平和・安全保障研究所
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経歴

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1921年、兵庫県生まれ。1940年陸軍士官学校54期卒業。1945年陸軍大学校60期優等卒業。

1951年警察予備隊入隊。1955年アメリカ陸軍歩兵学校通信将校課程留学。1959年イギリス陸軍大学校留学(~60年)。1962年第11普通科連隊副連隊長(3月16日~1963年3月15日)。1963年、第11普通科連隊長(3月16日~1964年7月15日まで)。1967年、初代在韓日本大使館防衛駐在官・1等書記官[2](~71年)。1971年、陸上幕僚監部第2部(現運用支援・情報部)部長(~73年)。

1973年、陸将に昇任、陸上自衛隊通信学校校長(~74年)。1974年陸上幕僚副長1976年、第12代西部方面総監に就任。

1978年、退官。

1979年産経新聞客員論説委員(~87年)。

1986年平和・安全保障研究所理事、理事長をつとめる(~2003年)。1991年、勲三等旭日中綬章を受章[1]

2015年、老衰のため死去[3]。93歳没。叙正四位[4]

著作

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  • 『朝鮮半島と日本の安全保障』朝雲新聞社、1978年
  • 『現代の諜報戦争』三天書房、1986年
  • 『超軍事国家――北朝鮮軍事史』亜紀書房、1988年
  • 『自衛隊の情報戦―陸幕第二部長の回想』草思社、2008年
  • 『北朝鮮――軍と政治』原書房、2012年
先代
近藤清
西部方面総監
第12代:1976年 - 1978年
次代
加藤誠一

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.380
  2. ^ (韓国語) 初代駐韓日大使舘防衞駐在官 塚本勝一씨 典型的인 軍人, 情報部門 베테랑(初代駐韓日大使館防衞駐在官 塚本勝一氏 典型的な軍人、情報部門ベテラン), 京郷新聞, (1967-09-28), p. 2 
  3. ^ “[元陸将の塚本勝一氏が死去 産経新聞客員論説委員 作家・福田紀一さん死去 元大阪工大教授]”. 産経新聞 (2015年7月28日). 2015年7月28日閲覧。
  4. ^ 平成27年8月31日官報