塊状重合(かいじょうじゅうごう)は、溶媒を用いずモノマーだけ、もしくは少量の重合開始剤を加えて行う重合である。生成物はポリマー(高分子)と未反応モノマーが主体で、開始剤から発生した不純物を含むが、他の重合法と比較して純粋である。原料モノマーが液体状態の場合、重合の進行とともに系の粘度が高くなり、撹拌や流動(反応器からの取り出し)、反応熱の除去が難しい。熱暴走が起きやすい。
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