報恩寺 (和歌山市)
和歌山県和歌山市にある日蓮宗の本山
報恩寺(ほうおんじ)は、和歌山県和歌山市吹上にある日蓮宗の本山(由緒寺院)。山号は白雲山。
報恩寺 | |
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所在地 | 和歌山県和歌山市吹上1-6-38 |
位置 | 北緯34度13分17.6秒 東経135度10分19.3秒 / 北緯34.221556度 東経135.172028度座標: 北緯34度13分17.6秒 東経135度10分19.3秒 / 北緯34.221556度 東経135.172028度 |
山号 | 白雲山 |
宗旨 | 日蓮宗 |
寺格 | 本山(由緒寺院) |
本尊 | 十界曼荼羅 |
創建年 | 寛文9年(1669年) |
開山 | 日順 |
開基 | 徳川光貞 |
正式名 | 白雲山報恩寺 |
別称 | 武士寺 |
文化財 | 梵鐘、紀州徳川家霊廟、瑤林院墓(市指定文化財) |
法人番号 | 8170005000756 |
沿革
編集- 慶長14年(1609年) - 日忠、要行寺を創立。
- 寛文6年(1666年)1月24日、紀伊徳川家祖徳川頼宣の正室瑤林院が江戸で逝去、遺骸は池上本門寺で荼毘にふされ、頼宣が自ら瑤林院の霊柩を護って和歌山へ帰り要行寺に埋葬。
- 寛文9年(1669年) - 紀州藩主徳川光貞が母瑤林院への報恩と追福のため、要行寺を改め広大な白雲山報恩寺を造営して紀伊徳川家菩提寺とし、篤くこれを祭祀した。以後、歴代藩主正室の菩提寺となる。
- 明治維新の廃仏毀釈により全山廃却。
- 明治11年(1878年) - 復興し本山に復帰。
- 明治12年(1879年) - 円如寺(旧観音寺)を合併。
- 昭和20年(1945年) - 和歌山大空襲により本堂焼失。
文化財
編集旧末寺
編集日蓮宗は昭和16年(1941年)に本末を解体したため、現在では、旧本山・旧末寺と呼びならわしている。
交通アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 宗祖第七百遠忌記念出版『日蓮宗寺院大鑑』/日蓮宗寺院大鑑編集委員会/大本山池上本門寺/昭和56年(1981年)