埼玉県立がんセンター
埼玉県伊奈町にある医療機関
埼玉県立がんセンター(さいたまけんりつがんセンター)は、埼玉県北足立郡伊奈町にある医療機関。埼玉県が運営する県立病院として設立され、2021年4月に「地方独立行政法人埼玉県立病院機構」による運営に移行した。埼玉県の都道府県がん診療連携拠点病院(緩和ケア病棟あり)に指定されている。埼玉大学大学院理工学研究科の連携大学院でもある。
埼玉県立がんセンター | |
---|---|
情報 | |
英語名称 | Saitama Cancer Center |
標榜診療科 | 血液科、乳腺腫瘍内科、乳腺外科、緩和ケア科、消化器内科、消化器外科、呼吸器科、胸部外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、婦人科、頭頸部外科、皮膚科、泌尿器科、歯科口腔外科、麻酔科、放射線科、病理科、腫瘍診断・予防科 |
許可病床数 |
503床 一般病床:503床 |
機能評価 | 一般500床以上:Ver5.0 |
開設者 | 埼玉県 |
管理者 | 坂本裕彦(病院長) |
地方公営企業法 | 全部適用 |
開設年月日 | 1975年11月1日 |
所在地 |
〒362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町大字小室818 |
位置 | 北緯35度58分49秒 東経139度37分15秒 / 北緯35.98028度 東経139.62083度 |
二次医療圏 | 県央 |
PJ 医療機関 |
概要
編集埼玉県政施行100周年記念事業の一環として、1975年(昭和50年)に現在の丸山駅の西側に開設。敷地一帯は旧石器時代から室町時代にかけてたたら製鉄で栄えた大山遺跡であり、発掘調査のうえ旧本館病棟が建設された。1985年に南館、1998年に緩和ケア病棟を備えた東館の増築により400床へ増床された。
2008年4月1日より、埼玉大学大学院理工学研究科の連携大学院になる。
2013年11月に旧本館から700メートル北にある山林(KDDI小室用地・大山遺跡跡)に最新設備を備えた10階建の新病院が竣工し、同年12月30日に完全移転した。旧病棟の本館・南館は2015年に解体・緑地化され、東館は臨床腫瘍研究所と看護研修室として使われている。
組織は病院(診療科・看護部)、臨床腫瘍研究所(2005年に研究室から改称)、図書館、事務局からなり、臨床腫瘍研究所ではがん予防研究担当、がん診断研究担当、がん治療研究担当の3分野において研究を行っている。
診療科
編集医療機関の指定等
編集交通アクセス
編集- 埼玉新都市交通伊奈線丸山駅より
- 丸山駅から徒歩15分
- けんちゃんバス:がんセンター行き(平日のみ運行)、終点下車
- JR東日本高崎線上尾駅より
- 朝日バス : がんセンター行きまたは同経由伊奈役場行き「がんセンター」下車。早朝夜間は敷地内に乗り入れず「がんセンター北口」が最寄りとなる。
- けんちゃんバス : がんセンター経由蓮田駅西口行き「新がんセンター」下車
- JR東日本宇都宮線蓮田駅より
- けんちゃんバス : がんセンター行きまたは同経由上尾駅東口行き「がんセンター」下車
2013年12月の新病院開業以前は臨床腫瘍研究所(旧東館)前に「がんセンター」バス停とタクシー乗り場が設置されていた。現在も旧本館向かいに朝日自動車菖蒲営業所(2002年3月までは東武バスウエスト上尾営業所が運行)の折返場と乗務員休憩室が置かれている。