城野 亀吉(しろの かめきち、1888年明治21年〉7月27日[1] - 没年不明)は、昭和時代前期の官吏京都市左京区長、上京区長。東京市牛込区長、品川区長。

経歴

編集

城野林平の五男として新潟県[1]加茂郡下新穂村(佐渡郡新穂村を経て、現佐渡市)に生まれる[2]1914年(大正3年)広島高等師範学校を卒業し京都市に奉職する[1]。同市視学、秘書課長、左京区長、上京区長を経て、東京市視学に転じる[1]1936年(昭和11年)10月、牛込区長に就任し、1938年(昭和13年)12月まで務めた[3]。その後、社会局保護課長、市監査部区務監察課長を経て、1939年(昭和14年)12月、品川区長となった[1]

戦後、日本歯車協会理事長となった[2]

著作

編集
  • 『実習を主としたる最新地理教授精義』目黒書店、1921年。

脚注

編集
  1. ^ a b c d e 帝国秘密探偵社 1942, 505頁.
  2. ^ a b 広田 1975, 15頁.
  3. ^ 江戸東京を知る_大東京35区物語_歴代区長一覧”. 東京都総務局. 2020年4月2日閲覧。

参考文献

編集