城所竜太
日本の構造家
城所 竜太(きどころ りょうた、1976年 - )は、日本の構造家(構造エンジニア)。2024年現在、オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ・ジャパン・リミテッド(アラップ)所属。2013年〜慶應義塾大学非常勤講師[1]。JSCA賞(作品賞)などを受賞[2]。
米国ニューヨーク出身。1998年にコーネル大学を卒業後、ニューヨークのThornton Tomasettiに入社。2000年に日本に移住し、アラップ東京事務所入社。現在、Arupのダイレクター、ビルディングエンジニアリングチームリーダー。
主な構造設計作品
編集- 2007年 ニコラス・G・ハイエックセンター[3](スウォッチ・グループジャパン店舗兼本社ビル)
- 2008年 犬島精錬所美術館
- 2010年 六甲枝垂れ
- 2015年 大分県立美術館
- 2015年 直島ホール(直島町民会館)
- 2016年 おりづるタワー
- 2017年 静岡県富士山世界遺産センター
- 2019年 台南市美術館
- 2020年 Amanpuri Retail Pavilion
主な著書
編集- 2010年 「構造デザインの歩み」(共著)
- 2014年 「デザイナーのための建築構造入門」 (翻訳)
主な講演歴
編集- 2007年 JIA愛知建築セミナー2007「明日をつくる建築家のために」
- 2008年 早稲田大学理工学術院 新谷研究室ゲストレクチャー[4]
- 2012年 Aalborg University Denmark - UTZON Lecture series[5]
- 2017年 Canadian Society of Civil Engineers Hong Kong Branch conference
脚注
編集- ^ “SFC Course Syllabus”. syllabus.sfc.keio.ac.jp. 2024年9月13日閲覧。
- ^ 日経クロステック(xTECH) (2008年6月26日). “JSCA賞、作品賞はニコラス・G・ハイエック センターの城所竜太氏”. 日経クロステック(xTECH). 2024年9月13日閲覧。
- ^ 日経クロステック(xTECH) (2008年6月26日). “「床が動いて地震力を減ずる制振技術で銀座の土地を有効活用」──JSCA賞の受賞者が語る構造計画の工夫”. 日経クロステック(xTECH). 2024年9月13日閲覧。
- ^ “イベント”. www.araya.arch.waseda.ac.jp. 2024年9月13日閲覧。
- ^ “Lecture Series”. www.utzonx.aau.dk. 2024年9月13日閲覧。
外部リンク
編集- JSCA賞、作品賞はニコラス・G・ハイエック センターの城所竜太氏(日経クロステック記事)
- 2009年の建築界で「注目の10人」はこの人たちだ(日経クロステック記事)
- 床が動いて地震力を減ずる制振技術で銀座の土地を有効活用」──JSCA賞の受賞者が語る構造計画の工夫(日経クロステック記事)
- 2日間耐久!建築学会情報シンポで新機軸が炸裂(日経クロステック記事)
- ネットでナマ中継!建築学会がBIM円卓会議を開催(日経クロステック記事)
- 発注者を納得させる簡潔な構造表現(日経クロステック記事)
- 奇抜な建築デザインを形に 舞台裏支えるエンジニア(日経BP)
- 地球と共存-自然をより美しく魅せる建築(TOTOギャラリー間)