城崎進
日本の旧約聖書学者
城崎 進(じょうさき すすむ、1924年3月26日[1] - 2017年8月1日[2][3])は、日本の神学者。専門は旧約聖書学。関西学院大学名誉教授、名誉神学博士[1]。
略歴
編集兵庫県西宮市出身。1946年関西学院大学商経学部卒業。同大学院に在籍後、文学部神学科に編入学。相浦忠雄教授の下で、旧約聖書学を専攻した。1951年に文学部神学科助手に就任、その際神学部開設のための実務に当たった。1954年よりアメリカのユニオン神学校に留学。1963年に関西学院大学神学部教授。1969年の大学紛争時に学長代行代理として学内正常化に努力する。その後、院長代行代理、学長代理、院長代理などを歴任し、1977年に神学部長、1981年から学長を務めた。中国の吉林大学やインドネシアのサティヤ・ワチャナ・キリスト教大学との交流を積極的に展開した。1990年に退職し、同大学名誉教授。1990年10月に神戸女学院院長に就任、1991年に同理事長に就任。
受賞
編集- 瑞宝重光章(2004年)
著書
編集脚注
編集- ^ a b 『キリスト教年鑑2015年版』キリスト新聞社、2015年、871-872頁。
- ^ “城崎進氏 元関西学院大学長、元神戸女学院理事長・院長、旧約聖書学”. 「おくやみ」 (2017年8月2日). 2021年1月21日閲覧。
- ^ “城崎進氏死去/元関西学院大学長”. BUSINESS LIVE (2017年8月1日). 2021年1月19日閲覧。
参考文献
編集- 関西学院事典編集委員会 編『関西学院事典』関西学院大学出版、2001年。ISBN 4907654316。
学職 | ||
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先代 小寺武四郎 1978年-1981年 |
関西学院大学学長 1981年-1985年 |
次代 武田建 1985年-1989年 |