垣田裕暉

名前
愛称	カキ
カタカナ	カキタユウキ
ラテン文字	KAKITA Yuki
基本情報
国籍	日本
生年月日	1997年7月14日（27歳）
出身地	群馬県邑楽郡板倉町
身長	187cm
体重	78kg
選手情報
在籍チーム	柏レイソル
ポジション	FW
背番号	18
利き足	右足
クラブ1
	1. 国内リーグ戦に限る。2024年7月4日現在。; ■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

垣田裕暉（かきたゆうき、1997年 7月14日 - ）は、群馬県邑楽郡板倉町出身^[1]のプロサッカー選手。Jリーグ・柏レイソル所属。ポジションはフォワード（FW）。

父は元鹿島アントラーズ選手の垣田健。

来歴

プロ入り前

鹿島アントラーズの下部組織出身で、ジュニアユースから入団^[2]。2015年10月、町田浩樹、平戸太貴、田中稔也と共にトップチームに昇格することが発表された^[3]。

鹿島アントラーズ

2016年、鹿島アントラーズの下部組織を経てトップチームに昇格^[1]。5月25日のナビスコカップGS第6節・ジュビロ磐田戦でプロデビュー。7月13日の2ndステージ第3節・名古屋グランパス戦でJ1リーグ初先発初出場を果たした^[4]。

ツエーゲン金沢

2016年12月28日、ツエーゲン金沢に期限付き移籍で加入することが発表された^[5]。金沢では主にサブのメンバーとしてリーグ戦32試合に出場。8月11日、第27節のモンテディオ山形戦でプロ初得点を決めた^[6]。また、10月29日の第39節・レノファ山口FC戦では試合終了間際にヘディングで決勝点を決め、金沢のJ2残留に貢献^[7]。12月14日、レンタル期間を1年延長することが発表された^[8]。

2018年3月25日の第6節・FC町田ゼルビア戦でシーズン初得点を決めた^[9]。9月24日の第34節・モンテディオ山形戦ではチームトップタイとなる得点を決めて勝利に貢献した^[10]。シーズン終了後にレンタルを1年延長した^[11]。

徳島ヴォルティス

2019年12月26日、徳島ヴォルティスに期限付き移籍にて加入することが発表された^[12]。2020年シーズンはチームトップ・得点ランク3位の17ゴールを決め、クラブの7年ぶりJ1昇格に大きく貢献した^[13]。

サガン鳥栖

2022年シーズンはサガン鳥栖に期限付き移籍^[14]。サガン鳥栖では28試合で6得点の活躍をみせた。

鹿島アントラーズ復帰

2022年12月25日、鹿島アントラーズへの復帰が発表された^[15]。6年ぶりの復帰となる^[16]。2023年4月23日、アルビレックス新潟戦で鹿島での初ゴールを決めた。この年は29試合に出場し、4ゴールを記録した。

しかし翌年の2024年、新たに監督に就任したランコ・ポポヴィッチが1トップを使用し、鈴木優磨がFWの主軸を担ったため、出場機会が大幅に減少。4試合の出場にとどまった。

柏レイソル

2024年7月4日、柏レイソルへ完全移籍で加入することが発表された^[17]。

代表

2016年5月18日、SUWON JS CUP 第1戦 vs U-19フランス代表戦にU-19日本代表の一員としてスターティングメンバーで出場。試合は敗れたものの前半39分にゴールを奪いU-19フランス代表から唯一の得点を挙げた。

プレースタイル

身長187cmの大型FW。走力に優れ、スペースへの抜け出しを繰り返し、ボールを失ってもスピードを緩めずに前線から激しいプレッシングを行う。又、鹿島OBである父親から基礎練習を指導され、大型選手でありながら足下の技術も安定しているのが特長である^[18]。長身を活かしてハイボールを胸で落としヘディングで競り勝つ高さ、DFを背負った状況で引きずるように豪快なドリブルでスペースにボールを運ぶ強さも併せ持っている^[19]。

2023年シーズン第9節新潟戦で決めたゴールを元イタリア代表トッティから「プレステみたいなゴールだ」と称賛された^[20]。

所属クラブ

鹿島アントラーズジュニアユース
鹿島アントラーズユース
2016年 - 2024年7月鹿島アントラーズ
- 2017年 - 2019年ツエーゲン金沢（期限付き移籍）
- 2020年 - 2021年徳島ヴォルティス（期限付き移籍）
- 2022年サガン鳥栖（期限付き移籍）
2024年7月 - 柏レイソル

個人成績

国内大会個人成績
年度	クラブ	背番号	リーグ	リーグ戦		リーグ杯		オープン杯		期間通算
年度	クラブ	背番号	リーグ	出場	得点	出場	得点	出場	得点	出場	得点
日本				リーグ戦		リーグ杯		天皇杯		期間通算
2016	鹿島	37	J1	3	0	2	0	0	0	5	0
2017	金沢	19	J2	32	3	-		2	0	34	3
2018		19		38	9	-		2	1	40	10
2019		10		35	8	-		1	0	36	8
2020	徳島	19		42	17	-		2	0	44	17
2021	徳島		J1	36	8	2	0	1	0	39	8
2022	鳥栖			28	6	3	0	3	1	34	7
2023	鹿島	37		29	4	4	0	1	1	34	5
通算	日本		J1	96	18	11	0	5	2	122	20
通算	日本		J2	147	37	-		7	1	154	38
総通算				243	55	11	0	12	3	266	58

国際大会個人成績					FIFA
年度	クラブ	背番号	出場	得点	出場	得点
AFC			ACL		クラブW杯
2016	鹿島	37	-		0	0
通算	AFC		-		0	0

出場歴

公式戦初出場 - 2016年5月25日ナビスコカップGS第6節対ジュビロ磐田（カシマサッカースタジアム）
J1リーグ初出場 - 2016年7月13日 J1 2nd第3節対名古屋グランパス（カシマサッカースタジアム）
Jリーグ初得点 - 2017年8月11日 J2 第27節対モンテディオ山形（NDソフトスタジアム山形）

タイトル

鹿島アントラーズユース

Jユースカップ：2014年
アジア・チャンピオンズ・トロフィー：2015年
高円宮杯U-18プレミアリーグ EAST：2015年
高円宮杯U-18サッカーリーグチャンピオンシップ：2015年

鹿島アントラーズ

J1リーグ：1回（2016年）
天皇杯全日本サッカー選手権大会：1回（2016年）

徳島ヴォルティス

J2リーグ：1回（2020年）

代表歴

U-17日本代表
- UAE Junior Friendly Tournament（2013年）
U-19日本代表
- バーレーンU-19カップ（2016年）
- 水原JSカップ U-19国際ユースサッカー大会（2016年）
- Panda Cup（2016年）
- NTC招待大会（2016年）

脚注

[脚注の使い方]

出典

^ ^a ^b “田中、垣田夢舞台へ一歩　Ｊ１鹿島ユースから昇格”. 上毛新聞ニュース. (2016年2月27日). オリジナルの2016年3月24日時点におけるアーカイブ。
^ “プレミアリーグEAST 得点ランキング”. ゲキサカ (2015年7月3日). 2021年8月30日閲覧。
^ “ユース所属選手 2016年トップチーム昇格について”. 鹿島アントラーズ (2015年10月9日). 2021年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月24日閲覧。
^ 親子鹿だ鹿島垣田空振りＪデビュー　父の夢果たす日刊スポーツ (2016年7月14日)
^ 『垣田裕暉選手期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）ツエーゲン金沢、2016年12月28日。オリジナルの2017年1月1日時点におけるアーカイブ。2020年2月8日閲覧。
^ “【金沢】垣田待望初ゴールも惜敗…5戦勝ちなし”. スポーツ報知. (2017年8月12日). オリジナルの2017年8月15日時点におけるアーカイブ。 2023年11月24日閲覧。
^ 金沢のJ2残留確定!途中出場FW垣田の決勝ヘッドで降格圏・山口を下すゲキサカ（2017年10月29日）
^ 鹿島FW垣田裕暉、金沢への期限付き移籍延長…今季公式戦35試合出場サッカーダイジェスト（2017年12月14日）
^ 【金沢】ＦＷ垣田が今季１号先制ヘッドも…ドローで町田戦１４戦勝ちなしスポーツ報知（2018年3月25日）
^ 【金沢】ホームで７戦ぶり勝った！垣田Ｖヘッドでチーム最多タイ８点目スポーツ報知（2018年9月24日）
^ 鹿島FW垣田裕暉はレンタル期間延長…来季で金沢3シーズン目へゲキサカ（2018年12月12日）
^ 『垣田裕暉選手期限付き移籍にて加入内定のお知らせ』（プレスリリース）徳島ヴォルティス、2019年12月26日。2020年2月8日閲覧。
^ “【徳島】来季Ｊ１昇格決定…ＦＷ垣田裕暉の今季１７点目が決勝ゴールで７年ぶり”. スポーツ報知 (2020年12月16日). 2020年12月17日閲覧。
^ 『垣田裕暉選手鹿島アントラーズより期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）サガン鳥栖、2021年12月28日。2021年12月28日閲覧。
^ “垣田裕暉選手復帰のお知らせ”. 鹿島アントラーズ (2022年12月25日). 2023年2月7日閲覧。
^ 鹿島、垣田裕暉の6年ぶり復帰を発表！「優勝に貢献できるよう一生懸命頑張りたい」Goal.com（2022年12月25日）2022年12月25日閲覧。
^ “垣田裕暉選手移籍加入のお知らせ”. 柏レイソルオフィシャルサイト (2024年7月4日). 2023年7月4日閲覧。
^ [MOM1415]鹿島ユースFW垣田裕暉(3年)_真夏の群馬で誰より跳んで、走って・・・元鹿島FWの父持つ187cmFW ゲキサカ
^ [練習試合]U-18代表候補初招集の186cmFW垣田「他の選手ができないこと」で存在感ゲキサカ
^ TBS テレビkick off j

外部リンク

垣田裕暉 - Soccerway.com (英語)
垣田裕暉 - FootballDatabase.eu (英語)
垣田裕暉 - WorldFootball.net (英語)
垣田裕暉 - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
垣田裕暉 - J.League Data Siteによる選手データ
垣田裕暉 - TheFinalBall.com (英語)
垣田裕暉 - AS.com (スペイン語)
垣田裕暉 (@kakitayuki37) - X（旧Twitter）
垣田裕暉 (@kakitayuki37) - Instagram

[jomo-news20160227-1] “田中、垣田夢舞台へ一歩　Ｊ１鹿島ユースから昇格”. 上毛新聞ニュース. (2016年2月27日). オリジナルの2016年3月24日時点におけるアーカイブ。

[2] “プレミアリーグEAST 得点ランキング”. ゲキサカ (2015年7月3日). 2021年8月30日閲覧。

[3] “ユース所属選手 2016年トップチーム昇格について”. 鹿島アントラーズ (2015年10月9日). 2021年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月24日閲覧。

[4] 親子鹿だ鹿島垣田空振りＪデビュー　父の夢果たす日刊スポーツ (2016年7月14日)

[5] 『垣田裕暉選手期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）ツエーゲン金沢、2016年12月28日。オリジナルの2017年1月1日時点におけるアーカイブ。2020年2月8日閲覧。

[6] “【金沢】垣田待望初ゴールも惜敗…5戦勝ちなし”. スポーツ報知. (2017年8月12日). オリジナルの2017年8月15日時点におけるアーカイブ。 2023年11月24日閲覧。

[7] 金沢のJ2残留確定!途中出場FW垣田の決勝ヘッドで降格圏・山口を下すゲキサカ（2017年10月29日）

[8] 鹿島FW垣田裕暉、金沢への期限付き移籍延長…今季公式戦35試合出場サッカーダイジェスト（2017年12月14日）

[9] 【金沢】ＦＷ垣田が今季１号先制ヘッドも…ドローで町田戦１４戦勝ちなしスポーツ報知（2018年3月25日）

[10] 【金沢】ホームで７戦ぶり勝った！垣田Ｖヘッドでチーム最多タイ８点目スポーツ報知（2018年9月24日）

[11] 鹿島FW垣田裕暉はレンタル期間延長…来季で金沢3シーズン目へゲキサカ（2018年12月12日）

[12] 『垣田裕暉選手期限付き移籍にて加入内定のお知らせ』（プレスリリース）徳島ヴォルティス、2019年12月26日。2020年2月8日閲覧。

[13] “【徳島】来季Ｊ１昇格決定…ＦＷ垣田裕暉の今季１７点目が決勝ゴールで７年ぶり”. スポーツ報知 (2020年12月16日). 2020年12月17日閲覧。

[14] 『垣田裕暉選手鹿島アントラーズより期限付き移籍加入のお知らせ』（プレスリリース）サガン鳥栖、2021年12月28日。2021年12月28日閲覧。

[15] “垣田裕暉選手復帰のお知らせ”. 鹿島アントラーズ (2022年12月25日). 2023年2月7日閲覧。

[16] 鹿島、垣田裕暉の6年ぶり復帰を発表！「優勝に貢献できるよう一生懸命頑張りたい」Goal.com（2022年12月25日）2022年12月25日閲覧。

[17] “垣田裕暉選手移籍加入のお知らせ”. 柏レイソルオフィシャルサイト (2024年7月4日). 2023年7月4日閲覧。

[18] [MOM1415]鹿島ユースFW垣田裕暉(3年)_真夏の群馬で誰より跳んで、走って・・・元鹿島FWの父持つ187cmFW ゲキサカ

[19] [練習試合]U-18代表候補初招集の186cmFW垣田「他の選手ができないこと」で存在感ゲキサカ

[20] TBS テレビkick off j

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