坂口理子
坂口 理子(さかぐち りこ、1972年(昭和47年)5月16日[1] - )は、日本の脚本家。BSテレビ東京番組審議会委員。
さかぐち りこ 坂口 理子 | |
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プロフィール | |
誕生日 | 1972年5月16日(52歳) |
出身地 | 日本・神奈川県横浜市 |
主な作品 | |
テレビドラマ |
『おシャシャのシャン!』 『私が恋愛できない理由』 『結婚しない』 |
映画 |
『リトル・マエストラ』 『かぐや姫の物語』 |
受賞 | |
テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞 優秀賞 (『よいお年を』) 第31回創作テレビドラマ大賞 最優秀作 (『おシャシャのシャン!』) 第2回WOWOWシナリオ大賞 優秀賞 (『フロイデ!〜歓喜の歌でサヨナラを〜』) 第36回城戸賞 入選 (『風に聞け』) |
神奈川県[1]横浜市出身[2][3]、早稲田大学第一文学部演劇専修卒業[1]。アクラに所属していた。演劇ユニットテトラクロマットメンバー[4]。
来歴・人物
編集東京都立八王子東高等学校[5]、早稲田大学第一文学部演劇専修卒業[1]。NHKエンタープライズ勤務を経て2000年に退社、シナリオ・センター東京本校にて脚本を学び、フリーの脚本家としてテレビドラマ、映画、舞台などの脚本を担当する[1][4][6][7]。
2006年、『よいお年を』でテレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞優秀賞を受賞。また『おシャシャのシャン!』で第31回創作テレビドラマ大賞(日本放送作家協会主催)最優秀賞を受賞し、NHK長野放送局の制作により田畑智子主演で2008年1月にドラマ化される。
2008年、『フロイデ!〜歓喜の歌でサヨナラを〜』で第2回WOWOWシナリオ大賞優秀賞。後に小説化し、リンダブックスより2012年11月24日に刊行する。
2012年、演劇ユニット『テトラクロマット』旗揚げに参加。脚本を担当している。
『おシャシャのシャン!』を見た高畑勲監督からのオファーにより、2013年、映画『かぐや姫の物語』の共同脚本を担当[注釈 1][7]。ノベライズ版を角川文庫より刊行する。
2014年、NHK連続テレビ小説『マッサン』に脚本協力として参加、スピンオフドラマ『マッサン スピンオフ 前編「すみれの家出〜かわいい子には旅をさせよ〜」』の脚本を担当する。
作品
編集テレビドラマ
編集- 警視庁捜査ファイル さくら署の女たち 第5話(2007年、テレビ朝日)
- おシャシャのシャン!(2008年、NHK)
- バンコックの微笑み(2010年、ABCテレビ)
- 最上の命医 第8話(2011年、テレビ東京)[注釈 2]
- 私が恋愛できない理由(2011年、フジテレビ)[注釈 3]
- ドラマW 向田邦子 イノセント 第4話「愛という字」(2012年、WOWOW)
- 東野圭吾ミステリーズ(2012年、フジテレビ)
- 第1話「さよならコーチ」[注釈 4]
- 第5話「甘いはずなのに」
- 結婚しない(2012年、フジテレビ)[注釈 3]
- 連続テレビ小説 マッサン(2014年、NHK)[注釈 2]
- 赤と黒のゲキジョー おばさん弁護士 町田珠子(2015年、フジテレビ)
- 医師たちの恋愛事情(2015年、フジテレビ)
- ドラマ10 わたしをみつけて(2015年、NHK)[注釈 5]
- 福岡発地域ドラマ いとの森の家(2015年、NHK)[注釈 6]
- 連続テレビ小説 べっぴんさんスペシャルドラマ「恋する百貨店」(2017年、NHK BSプレミアム)
- 連続テレビ小説 べっぴんさん特別編「忘れられない忘れ物 〜ヨーソローの一日〜」(2017年、NHK BSプレミアム)
- 昔話法廷(NHK Eテレ)
- 第7話「『ヘンゼルとグレーテル』裁判 」、第8話「『さるかに合戦』裁判 」(2017年)
- 第9話「『ブレーメンの音楽隊』裁判 」、第10話「『赤ずきん』裁判 」(2018年)
- ドラマ10 女子的生活(2018年、NHK)
- スーパープレミアム 遙かなる山の呼び声(2018年、NHK BSプレミアム)[注釈 7]
映画
編集- リトル・マエストラ(2012年)
- かぐや姫の物語(2013年)※高畑勲との共同脚本
- メアリと魔女の花(2017年)※米林宏昌との共同脚本
- 恋は雨上がりのように(2018年)
- この道(2019年)
- フォルトゥナの瞳(2019年)
- チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~ (2022年)
- 僕が愛したすべての君へ(2022年)
- 君を愛したひとりの僕へ(2022年)
- 銀河鉄道の父(2023年)
舞台
編集- テトラクロマット公演
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- 銀河廃線(2013年)
- 花の下にて(2014年)
- 風は垂てに吹く(2016年)
- その他の公演
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- 劇団たいしゅう小説家 presents THE LIGHT STAFF(2009年)
- たねびとの会「しあわせのタネ」(2014年 - ) - 脚本・作詞
- 劇団Nooooon!「THE LIGHT STAFF 2012」(2014年)
- 岸博之/劇団蝶能力共同プロデュース〜Live and Let die〜「ライトスタッフ」(2016年)
- 水色革命MARU25周年記念公演「オオカミは走る」(2016年)
- 岡山子ども未来応援プロジェクト「さよなら、ハロルド!」(2018年)
書籍
編集小説
編集- フロイデ!〜歓喜の歌でサヨナラを〜(泰文堂、2012年11月24日、ISBN 978-4803003680)
- かぐや姫の物語(角川文庫、2013年10月25日、ISBN 978-4041010549)[注釈 8]
- 恋する富士山(リンダパブリッシャーズ、2014年7月26日、ISBN 978-4803005875)[注釈 9]
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e “文筆業 坂口理子さんの登場です。10/5のしごとがしりたい”. キャリア35のブログ. キャリア35 (2013年10月2日). 2015年11月26日閲覧。
- ^ “【満員御礼】7/24(月)開催!Theミソ帳倶楽部 『メアリと魔女の花』 プロデューサー西村義明さん×脚本家坂口理子さん 編”. シナリオ教室 ONLINE. シナリオ・センター (2017年7月15日). 2018年1月16日閲覧。
- ^ “この街あの人この人「脚本家 坂口理子さん」” (PDF). 広報いちはら 平成29年6月1日号. 市原市. p. 8 (2017年6月1日). 2018年1月16日閲覧。
- ^ a b 早川玲奈 (2014年9月24日). “【スタッフ紹介その1】 脚本:坂口理子”. News. テトラクロマット. 2015年11月26日閲覧。
- ^ “徳間アニメ絵本34 かぐや姫の物語”. 徳間書店. 2019年6月18日閲覧。
- ^ 小林幸恵 (2014年4月2日). “学校で学ぶということ・・・坂口理子さん”. 表参道シナリオ日記. シナリオ・センター. 2015年11月26日閲覧。
- ^ a b “脚本という仕事 特別講師:脚本家 坂口 理子先生”. 第548回公開プロ家庭教師研修大会(2016年7月). 日本家庭教師センター学院 (2016年7月). 2018年1月16日閲覧。
外部リンク
編集- 脚本家 坂口理子|株式会社アクラ - ウェイバックマシン(2018年11月15日アーカイブ分)