在外父兄救出学生同盟
在外父兄救出学生同盟(ざいがいふけいきゅうしゅつがくせいどうめい)は、太平洋戦争終結後の日本において、外地に取り残された人々の子弟で、終戦当時内地にいた学生が中心になって結成した組織。引揚者の援護と引揚げの促進運動を行った。
北朝鮮潜入の記録
編集同盟員の中には、単身朝鮮北部に渡り、金日成本人に在朝鮮日本人の窮状を直訴した者もいる。金日成は後年、「金日成全集」に「日本『在外父兄救出学生同盟』成員に行った談話」として、このことを記している。
参考文献
編集- 『在外父兄救出学生同盟(毎日ノンフィクション)』(毎日新聞社編 1968年)
- 『朝鮮終戦の記録(資料篇第2巻)』(森田芳夫、長田かな子 1980年)