土御門有春
土御門 有春(つちみかど ありはる)は、戦国時代の公卿・陰陽家。堂上家(家格は、半家・安倍氏)である、土御門家29代当主。
時代 | 戦国時代 |
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生誕 | 文亀元年(1501年) |
死没 | 永禄12年6月19日(1569年8月1日) |
官位 | 従三位・陰陽頭、非参議 |
主君 | 後奈良天皇 |
氏族 | 土御門家 |
父母 | 父:土御門有季、養父:土御門有宣 |
兄弟 |
有宣、有春 養兄弟:有尚 |
子 | 有脩、勘解由小路在高 |
経歴
編集天文12年7月28日(1543年8月28日)、治部卿に就任。
当時、土御門家と並んで陰陽道宗家の双璧であった賀茂氏勘解由小路家の当主・在富の唯一の息子である賀茂在昌は、永禄7年(1564年)に妻子を連れて京を出奔して、キリシタンとなって豊後府内に留学していた。在富は後継者が不在のまま、永禄8年(1565年)死去。嗣子がないため、四男の福寿丸(1553-1575・13歳)を勘解由小路在高として養子に入れて相続させた。