土居豪人
土居 豪人(どい ひでと、2000年4月2日 - )は、愛媛県宇和島市出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。
2023年9月 | |
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 愛媛県宇和島市 |
生年月日 | 2000年4月2日(24歳) |
身長 体重 |
191 cm 92 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2018年 ドラフト8位 |
初出場 | 2021年3月26日 |
最終出場 | 2021年10月30日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入り前
編集宇和島市立城東中学校を卒業後、聖カタリナ学園高等学校に進学したが、1年夏に松山聖陵高等学校に転校[1](2学年先輩にはアドゥワ誠がいた)。2年秋の秋季愛媛大会で優勝し[2]、秋季四国大会に出場。準決勝の明徳義塾で市川悠太と投げ合ったが1-3で敗れる[3]。秋の公式戦では、7試合中6試合で完投した[1]。翌年の第90回記念選抜高等学校野球大会の出場校に選出され、初戦の近江戦で先発するが5回2/3を投げ8失点で降板し、チームも5-8で敗れた[4]。3年夏の選手権愛媛大会は初戦(2回戦)で新田と対戦し、8回を142球で完投するも、被安打11、5失点で敗れた[5]。
2018年10月25日に行われたドラフト会議で千葉ロッテマリーンズから8位指名を受け、契約金2000万円、年俸440万円(金額は推定)で入団[6]。背番号は69[7]。
ロッテ時代
編集2019年は、4月17日に二軍の練習試合で実戦デビューすると、5月6日の北海道日本ハムファイターズとの二軍戦で公式戦初登板、1回を無失点に抑えた。この年はイースタン・リーグで10試合に登板し0勝0敗、防御率9.75という成績で、一軍登板は無かった。10月に行われたみやざきフェニックス・リーグでは自己最速の153km/hを記録した[8]。
2020年は、イースタン・リーグで中継ぎとして12登板し、0勝0敗、防御率5.23で、この年も一軍登板は無かった[9][10]。
2021年は、オープン戦で6試合に登板し、6回と1/3を無安打無失点に抑え[11]、自身初の開幕一軍入りを果たした[12]。
2023年、戦力外通告を受け、11月15日、ファイターズ鎌ヶ谷スタジアムにて12球団合同トライアウトに参加。
ロッテ退団後
編集2023年12月、トミー・ジョン手術を受けた後、宇和島市に戻りリハビリをしながらガソリンスタンドでアルバイトをして、プロ復帰も目指している[13]。
2024年12月25日、北海道フロンティアリーグ (HFL)の石狩レッドフェニックスが発表した球団トライアウト合格者に土居が含まれており、石狩球団は「契約交渉を進めていく」としている[14]。
選手としての特徴・人物
編集躍動感溢れるフォームから最速153km/hを超えるストレートを投げ込む右腕[15][8]。持ち球は不規則な落ち方で“魔球”と称されるフォーク、カットボール[16]、ツーシーム[17]、スライダー、カーブ、チェンジアップ[18]。
愛称は「土居魔神」[19]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | ロッテ | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 65 | 14.1 | 15 | 3 | 11 | 0 | 1 | 10 | 0 | 0 | 12 | 12 | 7.53 | 1.81 |
通算:1年 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ---- | 65 | 14.1 | 15 | 3 | 11 | 0 | 1 | 10 | 0 | 0 | 12 | 12 | 7.53 | 1.81 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
編集年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2021 | ロッテ | 14 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
通算 | 14 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
編集- 初記録
- 初登板:2021年3月26日、対福岡ソフトバンクホークス1回戦(福岡PayPayドーム)、8回裏に4番手で救援登板・完了 1回2失点
- 初奪三振:2021年3月30日、対東北楽天ゴールデンイーグルス1回戦(ZOZOマリンスタジアム)、9回表に茂木栄五郎から空振り三振
背番号
編集- 69(2019年 - 2022年)
- 65(2023年)
登場曲
編集- 「太陽と空」心之助(2021年 - )
脚注
編集- ^ a b “初めての春 選手紹介/1 柳本晋一郎捕手/土居豪人投手 /愛媛”. 2021年3月26日閲覧。
- ^ “秋季愛媛大会 決勝(2017年10月23日 坊っちゃんスタジアム)”. sportsbull. 2021年3月26日閲覧。
- ^ 【評】明徳、エース好投 松山聖陵、失策など響く
- ^ “第90回選抜高校野球大会 2回戦(2018年3月28日 阪神甲子園球場)”. sportsbull. 2021年3月26日閲覧。
- ^ “新田vs松山聖陵 2018年夏の大会 第100回選手権愛媛大会 2回戦”. 高校野球ドットコム. 2021年3月26日閲覧。
- ^ “ロッテ・ドラ8、アドゥワ2世の土居が契約「チョコが大好き」” (2018年11月21日). 2021年3月26日閲覧。
- ^ “ロッテ新人選手背番号が決定 ドラ1藤原恭大は唯一1桁の「2」&血液型は「B」”. Full-Count (2018年12月4日). 2021年3月26日閲覧。
- ^ a b “フェニックスで最速153キロをマーク 成長中のロッテ・土居豪人”. BASEBALL KING (2019年11月22日). 2020年4月27日閲覧。
- ^ “ロッテ土居現状維持「大事なところで抑える投手に」” (2020年12月4日). 2021年3月26日閲覧。
- ^ “2020年度 千葉ロッテマリーンズ 千葉ロッテマリーンズ 個人投手成績(イースタン・リーグ)”. NPB. 2021年3月26日閲覧。
- ^ “プロ野球OP戦の“個人タイトル”確定! 規定未達の巨人若林、ロッテ新星の快投も光る”. BASEBALL KING (2021年3月21日). 2021年3月26日閲覧。
- ^ “「開幕一軍」の登録公示 ロッテはドラ1・鈴木がメンバー入り”. BASEBALL KING (2021年3月25日). 2021年3月26日閲覧。
- ^ “24歳の元プロ野球投手が再起をかけた挑戦 ケガで戦力外通告も「後悔しない野球人生を」故郷・愛媛から1歩ずつ前へ”. FNNプライムオンライン (2024年10月11日). 2024年10月11日閲覧。
- ^ 石狩レッドフェニックス [@i_red_phoenix]「2024年12月25日のポスト」2024年12月25日。X(旧Twitter)より2024年12月25日閲覧。
- ^ “一軍デビュー、地元凱旋登板…土居豪人が送る目まぐるしいシーズン。再昇格にも意欲「いつでもいける感じに」【千葉ロッテマリーンズ・若手選手インタビュー連載#10】”. ベースボールチャンネル(BaseBall Channel). 2022年2月7日閲覧。
- ^ “ロッテ身長191センチ大型右腕「土居魔神」現れた - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “キャンプ一軍スタートのロッテ・土居「チャンスだと思う」 | BASEBALL KING”. BASEBALL KING. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “土居 豪人 (松山聖陵)”. 高校野球ドットコム. 2022年2月7日閲覧。
- ^ “存在感示す“土居魔神”ロッテ・土居豪人/開幕一軍の喜び | 野球コラム”. 週刊ベースボールONLINE. 2022年2月7日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 個人年度別成績 土居豪人 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 65 土居 豪人 選手名鑑 - 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト