土井利置
土井 利置(どい としやす)は、江戸時代中期の三河国刈谷藩の世嗣。官位は左京亮。寛政の三奇人の一人である林子平の甥にあたる。
時代 | 江戸時代中期 |
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生誕 | 寛延3年7月6日(1750年8月7日) |
死没 | 明和3年1月19日(1766年2月27日) |
改名 | 藤六郎(幼名)、伊達村全、土井利置 |
官位 | 左京亮 |
藩 | 陸奥仙台藩、三河刈谷藩世嗣 |
氏族 | 伊達氏、土井氏 |
父母 |
伊達宗村、円智院 土井利信 |
兄弟 |
霊松院、伊達重村、沛姫、愷姫、利徳、 伊達村倫、認姫、利置、堀田正敦、瑛姫、せい姫ら |
経歴
編集寛延3年7月6日(1750年8月7日)、陸奥国仙台藩6代藩主・伊達宗村の六男として誕生。幼名は藤六郎。諱は村全(むらたけ)。生母の円智院(喜与の方)は林子平の姉にあたる。
三河刈谷藩主・土井利信の実子である栄丸と嘉伝次が早世したため、明和元年(1764年)に利信の養嗣子として迎えられた。左京亮に叙任される。しかし明和3年1月19日(1766年2月27日)に死去した。享年17。
このため、利信の新たな養子として、利置の異母兄にあたる伊達村賢(土井利徳)が迎えられて藩主を継ぐこととなる。