土井 利寛(どい としひろ)は、越前国大野藩3代藩主。利房系土井家3代。

 
土井利寛
時代 江戸時代中期
生誕 享保3年9月24日1718年10月17日
死没 延享3年8月16日1746年9月30日
改名 巳之助(幼名)、利寛
戒名 全性院殿前伊州法誉義海徳潤居士
墓所 東京都府中市紅葉丘の誓願寺→多磨霊園に改葬
福井県大野市錦町の善導寺
官位 従五位下伊賀守
幕府 江戸幕府
主君 徳川吉宗家重
越前大野藩
氏族 土井氏
父母 土井利知、観性院(諏訪氏)
兄弟 利寛松平久瑞継室、土井利里正室
仙石政房娘通
授光院(坂上氏)
利貞利邦ら2男2女
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略歴

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1718年9月24日、第2代藩主・土井利知の長男として江戸目白台関口の下屋敷で生まれる。1732年、従五位下、伊賀守に叙任する。1743年4月9日、父の隠居により家督を継ぐ。

藩政においては、「江戸法令」「大野家中法令条々」、伝馬規定など、藩の法制整備を行なっている。しかし1746年8月16日、家督相続から3年で江戸藩邸にて死去した。享年29。跡を長男の利貞が継いだ。

系譜

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父母

  • 土井利知(父)
  • 観性院 ー 諏訪氏、側室(母)

正室

側室

  • 授光院 ー 坂上氏

子女