圓頓寺 (大阪市)
圓頓寺(えんとんじ)は、大阪府大阪市北区太融寺町に位置する日蓮本宗の寺院である。山号は松景山。本尊は十界曼荼羅[1]。
圓頓寺 | |
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所在地 | 大阪府大阪市北区太融寺町6-12 |
位置 | 北緯34度42分6.4秒 東経135度30分9.7秒 / 北緯34.701778度 東経135.502694度座標: 北緯34度42分6.4秒 東経135度30分9.7秒 / 北緯34.701778度 東経135.502694度 |
山号 | 顯本山 |
院号 | 一乗院 |
宗派 | 日蓮本宗 |
本尊 | 十界曼荼羅 |
正式名 | 顯本山 一乗院 圓頓寺 |
法人番号 | 7120005000712 |
歴史
編集元々は天台宗に属し西成郡木寺村(現在の淀川区木川)にあり、日蓮が天王寺に参る途中に草鞋の紐を解かれた場所として知られていた[2]。
1738年(元文3年)に寺域が中津川(現在の新淀川)の洪水敷にかかり、また衰微していた日蓮上人の旧跡を再興すべく、現在地へ移転した[2]。その後、1764年(明和元年)に要法寺の末寺となった。また圓頓寺のある旧北野村はかつては湿地帯で、圓頓寺も北野の萩の寺として有名であった[2]。
上方落語「鷺とり」の舞台としても知られており、ぐっすり寝込んだ鷺を捕まえて帯にはさんでいると夜が明けて鷺が飛び立ち、主人公が天王寺の五重塔の上に置き去りにされるという内容の落語である[3]。
交通
編集- Osaka Metro谷町線「中崎町駅」より徒歩で約10分。
脚注
編集外部リンク
編集- 圓頓寺 - 八百万の神