國土典宏
日本の外科医、医学者
國土 典宏(こくど のりひろ、1956年 - )は、日本の外科医、医学者。東京大学名誉教授。学位は医学博士(東京大学・1988年)[2]。専門は肝癌、胆管癌、膵癌など[3]。
生誕 |
1956年(67 - 68歳)[1] 香川県 |
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研究分野 | 消化器外科学 |
研究機関 |
国立国際医療研究センター 東京大学 |
出身校 |
東京大学医学部 東京大学大学院 |
プロジェクト:人物伝 |
国立国際医療研究センター 理事長[4]。2025年4月に国立国際医療研究センターと国立感染症研究所が統合され発足する『国立健康危機管理研究機構』の初代理事長に就任する[5]。
経歴・人物
編集香川県に生まれる。香川県立高松高等学校を卒業し、東京大学へ入学する。1981年、東京大学医学部医学科を卒業した。
研修医の後、1988年、東京大学医学部助手に着任した。1989年、米国ミシガン大学外科へ留学する。1993年、東京大学医学部助手に就任した。1995年、癌研究会附属病院(現在のがん研究会有明病院)外科に入局する。2001年、東京大学大学院医学系研究科(肝胆膵外科・人工臓器移植外科) 助教授に就任した。2007年、東京大学大学院医学系研究科(肝胆膵外科・人工臓器移植外科) 准教授を経て教授に昇進した。2017年、東京大学を定年退官し、国立国際医療研究センター理事長に就任した。同年6月、東京大学名誉教授の称号を授与される。
著書
編集単著
編集- 『外科学の原典への招待』南江堂〈臨床雑誌『外科』〉、2015年4月10日。ISBN 978-4-524-25799-7。
など
所属学会
編集- 日本外科学会 専門医・指導医、第2代理事長(在任期間:2012年4月12日 - 2016年4月14日)[6]
- 日本消化器外科学会 専門医・指導医
- 日本肝臓学会 専門医・指導医
- 日本肝胆膵外科学会 高度技能指導医
など
関連項目
編集脚注
編集- ^ “目指すは「肝臓がん手術をより安全に、確実に、そして易しく」國土典宏先生インタビュー”. がんプラス (2012年12月25日). 2012年12月25日閲覧。
- ^ “東京大学学位論文要旨”. 東京大学 (1988年4月20日). 2018年5月1日閲覧。
- ^ “肝臓がんの最新トピックス ~国立国際医療研究センター理事長國土典宏先生に聞く原因の傾向や臨床試験中の治療法について~”. メディカルノート (2020年7月21日). 2020年7月21日閲覧。
- ^ “国立国際医療研究センター 理事長挨拶”. 国立研究開発法人 国立国際医療研究センター (2022年8月1日). 2022年8月1日閲覧。
- ^ “「国立健康危機管理研究機構」初代理事長に國土典宏氏 来年4月発足”. 朝日新聞デジタル (2024年8月27日). 2024年8月27日閲覧。
- ^ “日本外科学会 歴代理事長”. 一般社団法人 日本外科学会 (2023年4月10日). 2023年4月10日閲覧。
外部リンク
編集- 國土典宏 - researchmap
- 國土典宏 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 国立国際医療研究センター 公式
- 国立国際医療研究センター病院 公式
- 国立国際医療研究センター病院 肝胆膵外科 スタッフ紹介 公式
- 東京大学大学院医学系研究科・医学部 公式