国際勇気ある女性賞
アメリカ合衆国国務省が世界の女性に授与する賞
国際勇気ある女性賞[1][2](こくさいゆうきあるじょせいしょう、英語: International Women of Courage Award, IWOC Award[3])はアメリカ合衆国国務省が授与する賞。女性の権利や男女平等などの問題に対して顕著な活動をした女性に贈られる[1][2]。2007年から始まったもので[4][5]、各国代表を大使館が選定し、最終的に10名程度が選ばれる。世界の勇気ある女性賞との表記揺れもある[6][7]。2017年は13名が選ばれ[8]、受賞者は国際ビジター・リーダーシップ・プログラムにも参加した[9]。
国際勇気ある女性賞 International Women of Courage Award | |
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会場 | ワシントンD.C. |
国 | アメリカ合衆国 |
主催 | アメリカ合衆国国務省 |
初回 | 2007年 (毎年開始) |
公式サイト | https://www.state.gov/secretary-of-states-international-women-of-courage-award/ |
主な受賞者
編集以下にはウィキペディア日本語版に記事がある人物のみ記す。
- 2007年 - ジェニ・ウィリアムス、イルゼ・ヨーナルクスネ[10]、サンダス・アッバス
- 2008年 - スラヤ・パクザッド、ビリシラ・ブアドロモ、ニーバル・サワブテア
- 2010年 - 李愛蘭
- 2011年 - イーファー・アブーハラーワ、ローザ・オトゥンバエヴァ[11]
- 2013年 - ツェリン・オーセル[12]、ラザーン・ザイトゥーナ
- 2014年 - ルスラナ[13]
- 2015年 - 小酒部さやか[1][2]
- 2018年 - アイマン・ウマロヴァ[14]
- 2021年 - マリア・コレスニコワ、マイヤーリス・アンガリータ
- 2024年 - 五ノ井里奈[15]
ノミネートに終わった人物として、ノーベル平和賞を受賞したタワックル・カルマンがいる(2010年)[16]。
日本人では2009年に竹中ナミが[5][注釈 1]、2012年には上川あやが日本代表としてノミネートされた[17][18]。日本人の本賞受賞は、2015年の小酒部さやかが初めて[1][2]。
授賞式の様子
編集-
2007年
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2008年
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2009年
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2010年
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2011年
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2012年
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2014年
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2015年
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2016年
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2017年
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2018年
-
2019年
脚注
編集注釈
編集- ^ 竹中ナミはノミネートに終わったものの、国際女性デーを記念して駐日アメリカ合衆国大使館から表彰されている(表彰日は同日の数日前)[5]。
出典
編集- ^ a b c d アメリカン・ビュー 2015a.
- ^ a b c d アメリカン・ビュー 2015b.
- ^ Stephen Kaufman (2015年3月4日). “What is a woman of courage?”. 2016年7月25日閲覧。
- ^ “Secretary's International Women of Courage Award”. U.S. Department of State. 2016年7月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c 「米国大使館「国際女性の日」記念行事 - 「2009年勇気ある日本女性賞」を授与」『米国大使館 東京・日本』、駐日アメリカ合衆国大使館、2009年3月5日 。2017年9月3日閲覧。
- ^ “「世界の勇気ある女性賞」受賞の中国女性活動家、中国当局により自宅軟禁に”. Newsweek 日本版. (2016年4月26日) 2016年7月25日閲覧。
- ^ “小酒部さやかさんに「世界の勇気ある女性賞」 マタハラNetの創設者”. The Huffington Post. (2015年3月7日) 2016年7月25日閲覧。
- ^ “2017 International Women of Courage Award”. U.S. Department of States. 2017年9月3日閲覧。
- ^ The Daily Star (2017年3月30日). “国際勇気ある女性賞受賞”. バングラデシュ・デジタル・ニュース. 2017年9月3日閲覧。
- ^ “US trumpets achievement of Latvian journalist”. eng.lsm.lv. (30 March 2017) 4 April 2017閲覧。
- ^ “2011 International Women of Courage Award Winners”. U.S. Department of States. 2017年9月3日閲覧。
- ^ Office of Global Women's Issues (March 4, 2013).“2013 International Women of Courage Award Winners. U.S. Department of State. 2017年9月3日閲覧。
- ^ Office of Global Women's Issues (March 3, 2014).“Bios of 2014 Award Winners. U.S. Department of State. 2017年9月3日閲覧。
- ^ マッシモ・イントロヴィーニャ (2019年4月2日). “アイマン・ウマロヴァ(Aiman Umarova)弁護士「中国の強制収容所の囚人に人生を捧げる」”. BITTER WINTER. 2020年8月13日閲覧。
- ^ “五ノ井さんに「勇気ある女性賞」 実名告発「タブーに光」―米国務省”. 時事通信. (2024年3月2日) 2024年3月2日閲覧。
- ^ “Tawakul Karman, Yemeni activist, and thorn in the side of Saleh”. the Gurdean. (2011年3月26日) 2016年7月25日閲覧。
- ^ “【トークゲスト情報】10/19(日)世田谷区議会議員上川あや様登壇”. News 新着情報 (2014年9月26日). 2016年7月24日閲覧。
- ^ “I♡PARTNER〜札幌版パートナーシップ実現に向けて〜”. にじいろほっかいどう. (2016年4月6日) 2016年7月24日閲覧。
参考文献
編集- “勇気ある女性とは?”. アメリカン・ビュー. (2015年3月6日) 2019年9月5日閲覧。
- “誰もが働きやすい社会の構築を目指して”. アメリカン・ビュー. (2015年10月16日) 2019年9月5日閲覧。
外部リンク
編集- 国際勇気ある女性賞 - 公式サイト(英語)
- "国際勇気ある女性賞"の記事一覧 - アメリカン・ビュー(駐日アメリカ合衆国大使館公式マガジン)
(関連動画)