国際助産師の日(International Day of the Midwives)は、1991年5月7日に初めて祝われ、以来世界50ヵ国以上で行事が催されている[1]

助産師に感謝する記念日を設けるという発想は、1987年オランダハーグで開催されたICM国際助産師連盟の会議「国際助産師の日」の創設が提案され、理事会で検討することになる。

1990年10月、ICM神戸大会(日本)の国際評議会で、5月5日を「国際助産師の日」とすることを決定した。

「国際助産師の日」テーマは、執行委員会から「2000年までにすべての人々に安全な出産を」とする提案があり、全会一致で承認され、2000年まではこのテーマを継続することが決議された[2]


1992年の5月5日を最初の「国際助産師の日」とした。各年度のテーマと3年ごとのテーマが定められている[3]

2014年にはイラン[4] やニュージーランド[5] でも各国の助産師協会により、啓蒙的な集会などのイベントや、助産師の情報交換のための会議やワークショップなどが開催される。

日本でも、各都道府県の助産師協会が中心になってで妊婦体験、妊娠出産育児の相談や講演会のイベント、ICMセーフマザーフッド基金への募金集めなどが行われる[6]

脚注

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  1. ^ ICM - Home”. Internationalmidwives.org. 2014年4月12日閲覧。
  2. ^ 国際助産師の日について”. 日本看護協会. 2021年1月23日閲覧。
  3. ^ 国際助産師の日について”. 日本看護協会. 2021年1月23日閲覧。
  4. ^ “Iran needs young population to make progress: Leader”. Tehran Times. (5 May 2014). http://www.tehrantimes.com/politics/115544-iran-needs-young-population-to-make-progress-leader 29 March 2015閲覧。 
  5. ^ “Midwives make history”. Stuff.co.nz. (30 April 2014). http://www.stuff.co.nz/timaru-herald/news/9993318/Midwives-make-history 29 March 2015閲覧。 
  6. ^ みんなで楽しむ国際助産師の日~助産師の技に触れながら~”. 長野県助産師会. 2021年1月23日閲覧。

外部リンク

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