国際共産主義潮流(:International Communist Current、ICC:Courant Communiste International)は、イタリアドイツオランダ左翼共産主義の伝統を受け継ぎ、各国の共産主義左翼組織が合同して1975年に形成された国際革命組織。

国際共産主義潮流のロゴ。1919年の the Communist International's review で最初に使用されたボリス・クストーディエフの作品を元に作成された。

国際共産主義潮流は、共産主義左翼の伝統にのっとり、労働組合資本主義支配の道具とみなし、選挙議会をブルジョア的欺瞞であるとする。また、極左組織(毛沢東主義トロツキズムアナキズム)をも資本主義の分派であるとする。

日本では、国際共産主義潮流と関係のある活動家たちが、2008年10月に、「分析と交流」を発刊した。

国際共産主義潮流は、イギリスフランスドイツスイスイタリアスペインスウェーデンベルギーオランダトルコアメリカ合衆国メキシコベネズエラブラジルインドフィリピンに組織をもっている。また、アルゼンチンに支持者がいる。

他の左翼共産主義組織や個人を「プロレタリア政治環境」(proletarian political milieu)とよび、討論や共同行動を行っている。

関連項目

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