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国鉄クハ77形電車
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クハ77形
は、かつて
日本国有鉄道
(国鉄)およびその前身である
鉄道省
に在籍した旧形
電車
である。全く出自の異なる2種が存在する。
初代
-
1944年
(昭和19年)に、木造電車の鋼体化により製造された、
身延線
向けの車体長17m級2扉クロスシートの
制御車
。3両が製造され、
1950年
(昭和25年)には
クハ38形
および
クハ65形
の改造車が加わった。
1953年
(昭和28年)6月1日付けの
車両形式称号規程
改正では、クハ18形に改められた。詳細は
国鉄62系電車 (初代)
を参照。
2代目
-
両毛線
電化による70系の転用にともない、
1968年
(昭和43年)に不足する先頭車の補充のため、
サロ85形
に運転台を取付け、車体中央部に扉を増設したもの。車体長20m級の3扉クロスシート車。詳細は
サロ85形のクハ77形への格下げ・編入改造
を参照。