国道駅
神奈川県横浜市鶴見区生麦にある東日本旅客鉄道の駅
国道駅(こくどうえき)は、神奈川県横浜市鶴見区生麦五丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)鶴見線の駅である。駅番号はJI 02。
国道駅 | |
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国道15号線に面した南口(2023年5月) | |
こくどう Kokudō | |
◄JI 01 鶴見 (0.9 km) (0.6 km) 鶴見小野 JI 03► | |
所在地 | 横浜市鶴見区生麦五丁目12-14 |
駅番号 | JI02 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■鶴見線 |
キロ程 | 0.9 km(鶴見起点) |
電報略号 | コク |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,539人/日(降車客含まず) -2008年- |
開業年月日 | 1930年(昭和5年)10月28日[2] |
備考 |
歴史
編集- 1930年(昭和5年)10月28日:鶴見臨港鉄道の駅として開業(旅客営業のみ)[2]。
- 1943年(昭和18年)7月1日:鶴見臨港鉄道線の国有化により、鉄道省鶴見線の駅となる[2]。
- 1971年(昭和46年)3月1日:無人駅化[3][4]。自動券売機を設置[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[2]。
- 2002年(平成14年)3月22日:ICカードSuica供用開始[5]。
- 2022年(令和4年)2月28日:自動券売機の営業を終了[6]。
駅名の由来
編集鶴見線と京浜国道との交点にあることから命名された[7][8]。京浜国道とは駅開業当時の国道1号のことで、現在の国道15号(第一京浜国道)の前身にあたる[8]。
駅構造
編集相対式ホーム2面2線を有する高架駅。無人駅であり、簡易Suica改札機が設置されている。ホームがカーブしており、電車との間に隙間が発生する為に電車の進入時に警報音が鳴る。トイレは男女共用の水洗式の和式で、改札外コンコースに設置されている。エレベーターやエスカレーター、身体障害者用トイレ等のバリアフリー設備は未設置である。
駅構内は1930年の開業以来、改札口の位置に手直しが行なわれた以外大きな改築はなされておらず、高架下は開業当時を思い起こさせる独特の雰囲気を醸し出している。JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅である。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 鶴見線 | 下り | 弁天橋・浅野・浜川崎・扇町・海芝浦・大川方面 |
2 | 上り | 鶴見方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
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開業当時の国道駅
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高架下(2023年5月)
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改札口(2023年5月)
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ホーム(2023年5月)
利用状況
編集2008年度の1日平均乗車人員は1,539人である。無人駅のため、2009年度以降の乗車人員は公表していない。
近年の1日平均乗車人員推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1991年(平成 | 3年)1,388 |
1992年(平成 | 4年)1,415 |
1993年(平成 | 5年)1,473 |
1994年(平成 | 6年)1,449 |
1995年(平成 | 7年)1,477 |
1996年(平成 | 8年)1,497 |
1997年(平成 | 9年)1,523 |
1998年(平成10年) | 1,571 |
1999年(平成11年) | 1,577 |
2000年(平成12年) | 1,545 |
2001年(平成13年) | 1,494 |
2002年(平成14年) | 1,507 |
2003年(平成15年) | 1,494 |
2004年(平成16年) | 1,491 |
2005年(平成17年) | 1,478 |
2006年(平成18年) | 1,513 |
2007年(平成19年) | 1,532 |
2008年(平成20年) | 1,539 |
駅周辺
編集バス路線
編集「国道駅前」停留所にて、横浜市交通局(横浜市営バス)の路線バスが発着する。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 |
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1 | 横浜市営バス | |
2 |
|
その他
編集隣の駅
編集脚注
編集- ^ 『日本鉄道旅行地図帳 全線・全駅・全廃線』1号北海道 pp.22 , 23 , 50
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、14-17頁。
- ^ 「国電鶴見線の12駅- ラッシュ線、初の無人化 駅員76人“消えた”」 毎日新聞 (毎日新聞社): p3. (1971年3月1日 夕刊)
- ^ a b 「通報 ●鶴見線国道駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年2月27日、10面。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-123-6。
- ^ “駅業務執行体制の再構築(その2)の提案を受ける!!” (PDF). JR東日本労働組合横浜地方本部 (2021年9月10日). 2021年9月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月15日閲覧。
- ^ 浅井建爾『道と路がわかる辞典』(初版)日本実業出版社、2001年11月10日、258-259頁。ISBN 4-534-03315-X。
- ^ a b c 佐藤健太郎『国道者』新潮社、2015年11月25日、71頁。ISBN 978-4-10-339731-1。
- ^ 横浜市統計ポータル - 横浜市
関連項目
編集- 阪神国道駅(阪急今津線・国道2号直上に設置)
- 横浜大空襲
- FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜 - バンダイナムコゲームスの任天堂・Wii用ゲームソフト。作中に登場する地下鉄駅廃駅のモデル。
- 勇午〜洞爺湖サミット編〜 - 作中に登場する駅。
外部リンク
編集- 駅の情報(国道駅):JR東日本