国民議会 (ベラルーシ)

ベラルーシの立法府

国民議会(こくみんぎかい、ベラルーシ語: Нацыянальны сход Рэспублікі Беларусь)は、ベラルーシ立法府である。

国民議会
Нацыянальны сход Рэспублікі Беларусь
種類
種類
議院共和国院(上院
代表者院(下院
沿革
設立1996年
前身最高会議
役職
ナタリア・コチャノヴァ(無所属)、
2019年12月6日より現職
イゴール・セルゲエンコ(無所属)、
2024年3月22日より現職
構成
定数174
64(共和国院)
110(代表者院)
共和国院院内勢力
  共産党 (17)
代表者院院内勢力
  無所属 (40)
  共産党 (7)
任期
4年
選挙
共和国院選挙制度
各州議会、ミンスク市議会による間接選挙 (56)
大統領による指名 (8)
代表者院選挙制度
単純小選挙区制
前回代表者院選挙
2024年2月25日
議事堂
 ベラルーシミンスク
ウェブサイト
www.sovrep.gov.by(共和国院)
www.house.gov.by(代表者院)
憲法
ベラルーシ共和国憲法

概要

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代表者院議場

上院に相当する共和国院と、下院に相当する代表者院で構成される二院制の議会である[1]。議案の先議権は下院が有する。

ただし、ベラルーシの政治体制はアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の支配下にあり、議会による立法の承認よりも大統領令が重要となるため、国民議会はゴム印議会英語版と言われている[2]

2019年の選挙以降は議員全員がルカシェンコ支持者で占められた為、反対票が出ることは少なくなった[3]

歴史

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1996年の憲法改正により、それまでベラルーシの立法府であった最高会議ロシア語版が廃止され設置された。

脚注

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出典

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関連項目

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外部リンク

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