国家基本問題同志会
国家基本問題同志会(こっかきほんもんだいどうしかい)は、1986年7月31日、自由民主党内で派閥横断的に設立されたグループ。同年に起きた第二次歴史教科書問題や、首相の中曽根康弘が靖国神社の公式参拝を中止したこと[1]などに反発した保守派の若手25人により「国家の自主独立を守るため、 外国からの不当な干渉を排すべき」などを掲げて発足した。特に座長の亀井静香と、事務局長の平沼赳夫が安部派であったため、同派主導との印象が強かった[2]。
構成メンバー
編集関連書籍
編集- 『国家基本問題同志会―「ニッポンどうする」 挑戦する36人』 (大西書店、1987年)
- 平沼赳夫『国を憂えて 国家基本問題同志会とは何か』 (岡山日報社、1987年)
脚注
編集- ^ 亀井静香「生きて〈10〉カメとヒグマ」中国新聞2020年4月3日
- ^ 矢本あや『日中歴史問題と内政』(参考資料として朝日新聞1986年9月20日が挙げられている)
- ^ 『総務省|政治資金収支報告書|平成27年12月25日公表(平成21・26~27年分 解散分)』(プレスリリース)総務省、2015年12月25日 。