四方田修平
四方田 修平(よもだ しゅうへい、1973年3月14日 - )は、千葉県千葉市出身の元サッカー選手、サッカー指導者。Jリーグ・横浜FC監督。
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名前 | ||||||
カタカナ | ヨモダ シュウヘイ | |||||
ラテン文字 | YOMODA Shuhei | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | 日本 | |||||
生年月日 | 1973年3月14日(51歳) | |||||
出身地 | 千葉県千葉市[1] | |||||
身長 | 171cm | |||||
ユース | ||||||
チーム | ||||||
習志野高校 | ||||||
順天堂大学 | ||||||
監督歴 | ||||||
年 | チーム | |||||
2004-2015 | コンサドーレ札幌U-18 | |||||
2015-2017 | 北海道コンサドーレ札幌[注 1] | |||||
2022- | 横浜FC | |||||
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
来歴
編集幼少期
編集サッカーを始めたのは横浜市で小学校に入学してからであり、千葉県へ引っ越すまで約1年半プレーした[2]。幼稚園時代から小学校2年生の途中までは岡野雅行と同級生として過ごし、同じサッカークラブに所属していた[2]。千葉県へ引っ越した後は、地元にサッカーチームがなかったため野球を始めたが、小学校5年の時から再び部活動でサッカーに復帰した[2]。
高校、大学、日本代表スタッフ
編集習志野高校を卒業後、順天堂大学へ入学して蹴球部に所属。この頃から、将来の指導者を目指し始めた[2]。筑波大学大学院へ進学[1]。大学院でコーチ学を学び[3]、1996年から1998年まで筑波大学蹴球部コーチを務めた[1]。筑波大学大学院では田嶋幸三研究室に属し[4]、論文『サッカーにおけるスライディングタックルに関する研究』を発表[5]。
1996年から1998年まで日本代表チームスカウティングスタッフも務め[1]、1998年のワールドカップでは岡田武史監督の下、スカウティング担当として日本代表に同行[6]。
北海道コンサドーレ札幌
編集1999年、コンサドーレ札幌監督に就任した岡田武史の誘いを受け[6]、同クラブのアシスタントコーチに就任[1]。2002年からコンサドーレ札幌ユースU-18コーチを務め[1]、2004年にコンサドーレ札幌ユースU-18監督に就任[1]。U-18監督としては、2010年までプリンスリーグ北海道で優勝6回[注 2]。2011年にプレミアリーグ・イースト優勝、2012年に同準優勝。また2005年高円宮杯準優勝、2012年Jユースカップ優勝を導いた。U-18監督として指導した選手のうち、2016年までに32名[注 3] がサッカー選手としてプロ選手となった。
2015年にJFA 公認S級コーチのライセンスを取得。7月24日にイヴィッツァ・バルバリッチの後任としてコンサドーレ札幌のトップチーム監督への就任が発表された[7]。最終順位は10位。
2016年は好調で、一時は2位と勝ち点10以上をつけた。10月に入りチームの調子が悪くなったが、負ければ自動昇格圏陥落も有り得た11月12日のアウェー千葉戦をアディショナルタイム弾で逆転勝ち。金沢との最終戦を0-0で終え、9年ぶりのJ2優勝と5年ぶりのJ1復帰を果たした。
J1残留を目標に掲げた2017年は、ホームでは勝ち点を積み上げられるものの、アウェイでなかなか勝つことが出来ない状況が続き、更に5月から6月にかけて6連敗を喫して、残留争いに巻き込まれる。しかし、徐々に調子を取り戻し、第30節のFC東京戦でアウェイ戦初勝利を収めると、第32節の清水戦の勝利で、見事J1残留を成し遂げた。第33節・第34節でも勝利し、3連勝で最終順位を11位でシーズンを締めくくった。11月30日に前浦和監督のミハイロ・ペトロヴィッチ氏が翌シーズンの監督に就任することが発表され、四方田の去就について噂されたが、コーチに就任することを受諾[8]。12月2日のシーズン最終戦後に発表した。
2018年1月にヘッドコーチに就任することになった[9]。
横浜FC
編集2021年12月10日、横浜FCの監督に就任した[10]。 2022年シーズン、J2リーグで2位を確保し、J1リーグへの自動昇格を達成。 2023年5月度、月間優秀監督賞を受賞[11]。
所属クラブ・学歴
編集指導歴
編集- 1996年 - 1998年 筑波大学蹴球部 コーチ
- 1999年 - 2021年 コンサドーレ札幌/北海道コンサドーレ札幌
- 1999年 - 2001年 トップチーム アシスタントコーチ
- 2002年 U-18 コーチ
- 2004年 - 2015年7月 U-18 監督
- 2015年7月 - 2017年 トップチーム 監督
- 2018年 - 2021年 トップチーム ヘッドコーチ
- 2022年 - 横浜FC 監督
監督成績
編集年度 | 所属 | クラブ | リーグ戦 | カップ戦 | ||||||
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順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 分 | 敗 | ルヴァンカップ | 天皇杯 | |||
2015 | 札幌 | J2 | 10位 | 57 | 42 | 14 | 15 | 13 | - | 3回戦敗退 |
2016 | 優勝 | 85 | 42 | 25 | 10 | 7 | - | 2回戦敗退 | ||
2017 | J1 | 11位 | 43 | 34 | 12 | 7 | 15 | プレーオフステージ敗退 | 2回戦敗退 | |
2022 | 横浜FC | J2 | 2位 | 80 | 42 | 23 | 11 | 8 | - | 3回戦敗退 |
2023 | J1 | 18位 | 29 | 34 | 7 | 8 | 19 | グループステージ敗退 | 3回戦敗退 | |
2024 | J2 | 位 | 3回戦敗退 |
- 2015年は7月(第26節)から指揮。
タイトル
編集監督時代
編集- 北海道コンサドーレ札幌U-18
- 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ北海道 : 6回 (2004年、2005年、2007年、2008年、2009年、2010年)
- 高円宮杯U-18サッカーリーグプレミアリーグイースト : 1回 (2011年)
- Jユースカップ : 1回 (2012年)
- 北海道コンサドーレ札幌
個人
編集- J1リーグ月間優秀監督賞 : 1回 (2023年5月)
- J2リーグ月間優秀監督賞 : 1回 (2022年2・3月)
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c d e f g “コンサドーレ札幌ユース・U-12/U-15/U-18 コーチングスタッフのお知らせ”. コンサドーレ札幌 (2004年1月29日). 2013年1月17日閲覧。[リンク切れ]
- ^ a b c d 2016 クラブコンサドーレ情報誌. 107. 札幌市: 株式会社コンサドーレ. (2016-05-16). pp. 1-2
- ^ 横田和幸 (2012年12月25日). “札幌V四方田監督分析ズバリ/Jユース杯”. 日刊スポーツ
- ^ 元川悦子 (2013年2月26日). “雪の多い環境を逆手に取り、室内で基本技術を磨く札幌ユース”. J SPORTS. 2013年2月26日閲覧。
- ^ 四方田修平 (1999). “サッカーにおけるスライディングタックルに関する研究”. 筑波大学体育研究科研究論文集 21: 499-502.
- ^ 『コンサドーレ札幌 監督交代のお知らせ』(プレスリリース)コンサドーレ札幌、2015年7月24日 。2015年7月24日閲覧。
- ^ 『【札幌】四方田監督が来季のコーチ就任を受諾』(プレスリリース)2017年12月2日 。2018年1月10日閲覧。
- ^ 『2018年シーズン 北海道コンサドーレ札幌 契約合意スタッフのお知らせ』(プレスリリース)2018年1月10日 。2018年1月10日閲覧。
- ^ 『四方田 修平氏 トップチーム監督就任のお知らせ』(プレスリリース)横浜FC、2021年12月10日 。2021年12月10日閲覧。
- ^ “月間優秀監督賞”. Jリーグ (2023年). 2023年7月15日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 四方田修平 - Soccerway.com
- 四方田修平 - FootballDatabase.eu
- 四方田修平 - WorldFootball.net
- 四方田修平 - Transfermarkt.comによる指導者データ
- 四方田修平 - J.League Data Siteによる監督データ