品川氏維
日本の江戸時代後期の武士。江戸幕府旗本竹中定弘次男で、同格品川氏長養子。高家旗本品川氏8代当主
品川 氏維(しながわ うじすけ、生没年不詳)は、江戸時代中期の高家旗本。
時代 | 江戸時代中期 |
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別名 | 隼人(通称) |
幕府 | 江戸幕府高家 |
氏族 | 竹中氏→品川家 |
父母 |
父:竹中定弘 母:鈴木氏 養父:品川氏長 |
兄弟 | 竹中定格、品川氏維、藤井勝善、入戸野門用、本多弘壽、土岐頼有 |
妻 | 竹中定胤の養女 |
子 | 養子:言氏 |
生涯
編集五摂家・鷹司家の血筋である上級旗本竹中定弘の次男として生まれる。
高家旗本品川氏長の末期養子となる。天明8年(1788年)5月3日、氏長の死去により家督を相続する。同年12月1日、将軍徳川家斉に御目見する。
生涯高家職に就くことはなかった。寛政5年(1793年)4月22日に隠居し、養子の言氏に家督を譲る。その後、病の養生のため実家に戻り、実兄竹中定格のもとにあったが、寛政10年(1798年)3月2日に屋敷から逐電し、行方不明となる。このために言氏は処罰を受けることになった。
参考文献
編集- 『寛政重修諸家譜』巻第九十四