和泉耕二
日本の作曲家
概要
編集宮城県石巻市出身。国立音楽大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。
高田三郎、廣瀬量平、島岡譲らに師事する。尚美学園講師を経て、1997年より大阪音楽大学教授(後に副学長に就任)、ほかに京都市立芸術大学で教える。日本現代音楽協会と日本作曲家協議会会員、オーケストラ・プロジェクト同人。作風は最初の戦後世代らしくはっきりした語法と主張が特徴的。
主要作品
編集- マジン・クネーネの詩の基づく「ウェニシット・ジェスメーレ」(1987)
- 尺八と琴のための「コンポジション」(1992)
- 独奏ピアノのための「3つのアフリカ」(1993)
- 独奏尺八のための「狂竹」(1994)
- 尺八と弦楽四重奏のための「異糸の譜」(1996)
- 独奏チェロのための「音楽」(1998)
- 独奏コントラバスのための「パーカシブ・ムーブメント」(2000)
- 2つの独奏尺八と尺八群のための「手向抄」(2000)
- オーケストラのための「異糸の譜 III」(2002)
- 歌とピアノのための芭蕉の葉浮きによる「諷詠三趣」(2003)JFC
- ペルム幻想/2億5千万年の大地の夢 (2007)
- 独奏セロのための〈みちのくあらまい〉(2009)
- 色は匂へど−尺八 三絃 箏のための(2010)
- 希望−ソプラノとピアノのための/東日本大震災からの復興を願って(2011)
- 東日本大震災からの復興を願って「石巻・わがふる里」(2012)[1]
- 深い悲しみの中で−ヴァイオリンと十三絃箏のための (2012)
脚注
編集出典
編集- ^ 東日本大震災 復興支援について - 大阪音楽大学 2013年3月29日