和歌山ジャズマラソン
和歌山ジャズマラソン(わかやまジャズマラソン)は、和歌山市で行われる市民マラソン大会である。2001年に日本初のミュージックマラソンとしてスタートした[1]。第19回(2019年)まで「和歌浦ベイマラソン with ジャズ」の名称で開催されていた。
和歌山ジャズマラソン | |
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開催地 |
日本 和歌山県和歌山市 |
開催時期 | 10月ないし11月 |
種類 | 公道コース |
距離 | ハーフマラソン |
創立 | 2001年 |
公式サイト | 和歌山ジャズマラソン |
概要
編集コース沿道に設けられたライブステージで、ジャズの生演奏が行われる中をランナーが走る「ミュージックマラソン」が特徴である[1]。また、「絶景の宝庫」といわれる日本遺産和歌の浦の風景も楽しむことができる[2]。
ハーフマラソンをはじめ、10km、5km、3km、2kmのコースが設定され、幅広い年代が参加可能である。
2020年、スポーツ文化ツーリズムアワード2020を受賞した[3]。
歴史
編集2001年、第1回大会が最長12kmのコース設定で開催された。
第3回大会からハーフマラソンのコースが設けられた。
第4回大会では、台風23号の影響でハーフマラソンのコースを急遽変更して開催された[4]。
第8回大会ではエントリー数12,063人と1万人の大台を超えた。その後も9,000-13,000人台のエントリー数を維持している。
第11回大会から、ハーフマラソンが日本陸上競技連盟公認コースとなった[5]。
2020年および2021年の大会は新型コロナウイルスの流行により中止となった[6][7]。
コース
編集ハーフマラソン
編集以前は、和歌山マリーナシティ前をスタート地点とし、サンブリッジを渡り和歌浦湾を望むシーサイドロードを進み、医大病院前交差点で左折、あしべ橋を通り、片男波海水浴場で折り返す比較的平坦なコースであった。
第10回大会よりハーフマラソンコースが変更され、和歌山市中央卸売市場がスタート地点となった。前半で起伏に富む雑賀崎を越え、その後新和歌浦を通り片男波海水浴場に出てからは従来と同様に和歌山マリーナシティへ向かうコースとなった。
2020年の第20回大会より和歌山城をスタート地点とするコース変更を予定していたが、前述のように開催中止となった。2022年は新コースで開催予定である[8][9]。
10km以下
編集和歌山マリーナシティ前をスタート・ゴールとするコースである。
ゲストランナー
編集第1回 浅利純子、山下美幸
第2回 トミーズ雅
第3回 秋田遠和、西貝朋美
第4回 桂枝曾丸、中井裕美
第5回 山下美幸、中野剛、ウインズ
第6回 大家正喜、グレース・モマニー
第7回 桂枝曾丸
第9回 山下美幸
第10回 市橋有里、エリック・ワイナイナ
運営
編集脚注
編集- ^ a b “和歌山ジャズマラソン”. 和歌山市. 2022年5月28日閲覧。
- ^ “日本遺産 絶景の宝庫 和歌の浦 ~詠い継がれる、美しき風景~”. 和歌の浦 観光情報. 2022年5月28日閲覧。
- ^ “「スポーツ文化ツーリズムアワード2020」の受賞団体を発表します:スポーツ庁”. スポーツ庁ホームページ. 2022年5月29日閲覧。
- ^ 「'06和歌浦米マラソン with ジャズ」大会プログラム
- ^ “第11回 和歌浦ベイマラソンwithジャズ(和歌山県 和歌山市 和歌山マリーナシティ・和歌山港)”. 国内外のマラソン・ランニング大会の検索と参加申込なら「スポーツエントリー」. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “【開催中止】令和2年度和歌山ジャズマラソン”. runnet.jp. 2022年5月28日閲覧。
- ^ “【開催中止】第20回和歌山ジャズマラソン(旧和歌浦ベイマラソンwithジャズ)”. runnet.jp. 2022年5月28日閲覧。
- ^ “大会概要”. 和歌山市. 2022年5月29日閲覧。
- ^ “わかやま新報 » Blog Archive » 3年ぶりジャズマラソン 11月13日開催へ”. 2022年5月29日閲覧。
外部リンク
編集- 和歌山ジャズマラソン | 和歌山市
- 和歌山ジャズマラソン (@w_jazzmarathon) - X(旧Twitter)