呉 棫(ご よく)は、中国宋代の官僚・音韻学者。字は才老。舒州の出身。
宣和6年(1124年)に進士に合格、泉州通判となる。今に残る著書に音韻学書の『韻補』があり、『書稗伝』の撰者でもある。また『古文尚書』について懐疑を起こした[1]。