呂林
呂林(ろ りん、簡体字:吕林、Lü Lin、1969年4月6日-)は、中国浙江省出身の卓球選手。世界ランキング最高位は1位。
吕林 |
獲得メダル |
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人物
編集1976年に卓球を始め、翌年にはプロとしてのトレーニングを積み、1979年には浙江省のチームに、1988年には中国ナショナルチームに入った。
1991年、呂林は王濤とダブルスを組んで世界卓球選手権に出場し、 カールソン・シェーレ組(スウェーデン)に次ぐ準優勝を果たした。 翌年のバルセロナオリンピックでも王濤とのダブルスで出場し、決勝で フェッツナー・ ロスコフ組(ドイツ)を下して金メダルを獲得した。 1993年、1995年の世界卓球選手権男子ダブルスを連覇した。 1996年のアトランタオリンピックの男子ダブルスでは、孔令輝・劉国梁組(中国)に次ぐ銀メダルを獲得した。
王皓とのペアで2014年のITTFワールドツアー・ドイツオープン・男子ダブルスを制した呂翔は呂林の息子である[1]。
現在は浙江省体育職業技術学院に勤め、2017年8月には静岡県浙江省友好交流卓球大会のため来日した[2]。
主な成績
編集※最高成績
男子ダブルス
- オリンピック 優勝 (1992)
- 世界選手権 優勝 (1993、1995)
脚注
編集- ^ “呂/王ペア、再び? 呂林の息子がドイツオープン複V”. 2021年9月2日閲覧。
- ^ “静岡県浙江省友好交流卓球大会”. 2021年9月2日閲覧。