呂五十三型潜水艦
日本の潜水艦の艦級
概要
編集L1型潜水艦の改良版で、艦形などに特に変更点はないが、L1型に比べると主機、電動機、電池を国産とし、電池の個数を変更するなどの改良が加えられている。
竣工後、舷側魚雷発射管は撤去され、居住性の向上が図られた。[1]
全部で4隻が建造され、竣工は1921年(大正10年)から翌年にかけて行われ、1940年(昭和15年)に退役した。戦果や戦歴は特にない。
同型艦
編集- 呂号第五十五潜水艦 [I]
- 呂号第五十六潜水艦 [I]
脚注
編集参考文献
編集- 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第12巻 潜水艦』(光人社、1990年) ISBN 4-7698-0462-8
- 海軍歴史保存会『日本海軍史』第7巻、第一法規出版、1995年。