名誉師範
警察
編集日本の警察における名誉師範は、訓令に定めるところにより授与される。
警察大学校
編集警察大学校の柔道、剣道、逮捕術の教授として勤務した者のうち、特に功績があるものに対して警察庁長官から授与される[1]。それぞれ種目の名称を冠し、柔道名誉師範、剣道名誉師範、逮捕術名誉師範と称する。
管区警察学校
編集管区警察学校の柔道、剣道、逮捕術の教授として勤務した者のうち、特に功績があるものに対して管区警察局長から授与される[1]。
都道府県警察
編集都道府県警察の柔道、剣道、逮捕術の指導者として勤務した者のうち、特に功績があるものに対して警察本部長から授与される[2]。警察官の他、市町村の女性職員を対象とした護身術の指導を行う場合もある[3]。
能楽・観世流
編集能楽シテ方の流派である観世流おいて、長年にわたり謡曲や仕舞を研鑽し、一定の技量を認められたアマチュアの愛好者に与えられる称号。ただし、あくまでもアマチュアとしての免状・称号であって、プロ(能楽師)としての資格ではない。
脚注
編集参照文献
編集文献資料
編集- 新村出編『広辞苑 第六版』(岩波書店、2011年)ISBN 400080121X
- 松村明編『大辞林 第三版』(三省堂、2006年)ISBN 4385139059
報道資料
編集- 『読売新聞』2013年10月18日大阪朝刊島根版
外部リンク
編集- 警察庁ウェブサイト「警察庁訓令第9号 (PDF) 」
- 北海道警察本部ウェブサイト「○北海道警察名誉師範の称号に関する訓令」
- 群馬県警察本部ウェイブサイト「○群馬県警察の名誉師範等に関する訓令 (PDF) 」
- 鳥取県警察本部ウェブサイト「鳥取県警察名誉師範の称号に関する訓令」