名古屋文化短期大学
名古屋文化短期大学(なごやぶんかたんきだいがく、英語: Nagoya Future Culture College、公用語表記: 名古屋文化短期大学)は、愛知県名古屋市東区葵1-17-8に本部を置く日本の私立大学。1933年創立、1950年大学設置。大学の略称はNFCC。 英称は「Nagoya Future Culture College」だが、これは旧学名(名古屋女子文化短期大学の英称であるNagoya Feminine Culture College)の「NFCC」の名残とも考えられる。ちなみに、名古屋文化学園保育専門学校とは、全く別の法人である。
名古屋文化短期大学 | |
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キャンパス正門(名古屋市東区葵) | |
大学設置 | 1950年 |
創立 | 1933年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人山田学園 |
本部所在地 |
愛知県名古屋市東区葵1-17-8 北緯35度10分17.37秒 東経136度55分14.45秒 / 北緯35.1714917度 東経136.9206806度座標: 北緯35度10分17.37秒 東経136度55分14.45秒 / 北緯35.1714917度 東経136.9206806度 |
学部 | 生活文化学科 |
研究科 |
生活文化専攻 生活学専攻 |
ウェブサイト | https://www.nfcc-nagoya.com/ |
概観
編集大学全体
編集教育および研究
編集- 名古屋文化短期大学は生活文化学科のみだが、ファッション・美容・ネイルアート・食物・製菓など専門学校にあるような専門科目が置かれている。
- アメリカオレゴン州にて英語研修が行われている。
- ニューヨークにてFITメイク研修が行われている。
学風および特色
編集沿革
編集- 1933年 山田和洋裁縫所が創立される。
- 1950年 山田家政短期大学(やまだかせいたんきだいがく)を設置。家政科をおく。
- 1967年 家政科を2つの専攻に分離。
- 被服専攻
- 食物専攻:後に、食生活専攻に改称。
- 1968年 家政科にII部を設置(2006年、廃止)
- 1969年 被服専攻を家政専攻に名称変更
- 1985年 服飾専攻を新設:後に、ファッションビジネス専攻に改称。
- 1987年 名古屋女子文化短期大学(なごやじょしぶんかたんきだいがく)と改称
- 1999年 専攻科を設置。
- 2004年 共学化に伴い、名古屋文化短期大学に改称。
- 2008年10月 生活文化学科生活文化専攻美容文化コースに通信教育課程を置く。
基礎データ
編集所在地
編集- 愛知県名古屋市東区葵一丁目17-8
教育および研究
編集組織
編集学科
編集- 生活文化学科
- 生活文化専攻
- 総合美学・フォトコミュニケーションコース
- ビジネスキャリアコース
- グローバル観光学コース
- 声優・タレントコース
- テーマパークダンス・バレエコース
- ブライダルコース
- 服飾美容専攻
- ファッションビジネスコース
- 服飾芸術コース
- メイクアップ・コスメティックコース
- トータルビューティーコース
- 食生活専攻
- 調理師・フードコーディネーターコース
- カフェ・製菓クリエイトコース
- 生活文化専攻
専攻科
編集- 生活文化専攻:修業年限は昼間部1年制となっている。
- マスターコース
- 生活学専攻:修業年限は昼間部2年制となっている。
- グレイセスコース
取得資格について
編集- 調理師資格:生活文化学科食生活専攻調理師・フードコーディネーターコースにて取得が可能である。
受験資格
学生生活
編集部活動・クラブ活動・サークル活動
編集学園祭
編集- 名古屋文化短期大学の学園祭は「葵祭」と呼ばれ、トータルビューティーコース学生によるヘアショーやファッションデザインコース学生によるファッションショーなどが行われている。
大学関係者と組織
編集大学関係者組織
編集- 名古屋文化短期大学には、旧来の山田家政短期大学・名古屋女子文化短期大学を含めた同窓会組織がある。
大学関係者一覧
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大学関係者
編集出身者
編集施設
編集キャンパス
編集- 交通アクセス:最寄りの駅は名古屋市営地下鉄東山線新栄町駅。
- 設備
- 単科の短大であるにもかかわらず、現在のキャンパスの建設費用に45億円を費やし[3]、授業料が2年間で計290万円(2020年度入学者の場合)[4]と短大としては比較的高額である。
学生食堂
編集- 名古屋文化短期大学の学生食堂(学食)は2つあり、1つはランチなどを提供し、他方はテーブルマナーを学ぶためのホテル料理を提供しているところに特色がある。そのほかに、簡単なカフェがある。
寮
編集- 名古屋文化短期大学には指定寮があり、学生は入寮の際、特典を受けることができる。
対外関係
編集系列校
編集卒業後の進路について
編集就職について
編集- 生活文化学科
- I部
- 生活文化専攻:アイシン・エイ・ダブリュ・愛知銀行・Eプロダクション(東京ディズニーリゾート)・岩井文男美容室・大垣西濃信用金庫・小原建設・かねまつ・蒲郡海洋開発(ラグーナ蒲郡)・クレールコーポレーション・サンヨーハウジング名古屋・資生堂美容室・中日ドラゴンズ(チアドラゴンズ)・坪井花苑・TJ天気予報・トヨタ自動車・中北薬品・なだ万・白亜館・日立ハウステック・百五銀行・松坂屋ほか
- ファッションビジネス専攻:アトリエはるか・アルビオン・イプサ・エフビー・オンワード樫山・花王カスタマーマーケティング・コーセー化粧品販売・サマンサタバサジャパンリミテッド・サンエー・インターナショナル・資生堂販売・ダイアナ・日本ロレアル・ファイブ・フォックス・レインボーネイル・ワールドストアパートナーズほか
- 食生活専攻:出雲殿・ナゴヤキャッスル・魚国総本社・カネ美食品・ゼットン・カフェタナカ・名古屋製酪・日食・ハーブスグローイング・ユーハイム・ラ・グランターブル ドゥ・キタムラほか
- I部
編入学・進学実績
編集脚注
編集- ^ 生活文化学科I部生活文化専攻(教職コース)とII部に設置されていた。当初は、高等学校教諭二種免許状(家庭)も併設されていた(『教員養成課程認定大学短期大学一覧』〈文部省大学学術局編〉より)
- ^ “名古屋市:名古屋文化短期大学 葵ギャラリー”. 住宅都市局都市計画部歴史まちづくり推進室 (名古屋市). (2012年6月4日). オリジナルの2013年12月3日時点におけるアーカイブ。 2013年11月25日閲覧。
- ^ “名古屋の儲かり商法 ~名古屋を知れば変わる、もっと儲かる~”. TBS (2004年11月14日). 2004年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月27日閲覧。
- ^ “学費について”. 名古屋文化短期大学. 2017年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月27日閲覧。
参考文献
編集- 『全国学校総覧』
- 『短期大学一覧』
- 『全国私立大學・短期大學入学案内』(昭和27年度用:日本私立大學協會 日本私立短期大學協會共編)
- 『教員養成課程認定大学短期大学一覧』(文部省大学学術局編)
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『名古屋文化女子短期大学』入学案内小冊子
- 『名古屋文化短期大学』入学案内冊子