同慶(どうけい)は、于闐尉遅僧婆跋の治世で使用された元号。912年 - 966年

概要

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李崇智の考察に従えば、同慶元年は後梁乾化2年(912年)に相当する。

現在敦煌文書の中で確認できる最も後代の用例は同慶30年であるが、それ以降も使用が続けられたものと推察される。

張廣達、李新江などからは使用下限を944年とする説も提出されている。

西暦・干支との対照表

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同慶 元年 2年 3年 4年 5年 6年 7年 8年 9年 10年
西暦 912年 913年 914年 915年 916年 917年 918年 919年 920年 921年
干支 壬申 癸酉 甲戌 乙亥 丙子 丁丑 戊寅 己卯 庚辰 辛巳
同慶 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年
西暦 922年 923年 924年 925年 926年 927年 928年 929年 930年 931年
干支 壬午 癸未 甲申 乙酉 丙戌 丁亥 戊子 己丑 庚寅 辛卯
同慶 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年 30年
西暦 932年 933年 934年 935年 936年 937年 938年 939年 940年 941年
干支 壬辰 癸巳 甲午 乙未 丙申 丁酉 戊戌 己亥 庚子 辛丑
同慶 31年 32年 33年 34年 35年 36年 37年 38年 39年 40年
西暦 942年 943年 944年 945年 946年 947年 948年 949年 950年 951年
干支 壬寅 癸卯 甲辰 乙巳 丙午 丁未 戊申 己酉 庚戌 辛亥
同慶 41年 42年 43年 44年 45年 46年 47年 48年 49年 50年
西暦 952年 953年 954年 955年 956年 957年 958年 959年 960年 961年
干支 壬子 癸丑 甲寅 乙卯 丙辰 丁巳 戊午 己未 庚申 辛酉
同慶 51年 52年 53年 54年 55年  
西暦 962年 963年 964年 965年 966年
干支 壬戌 癸亥 甲子 乙丑 丙寅

参考文献

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  • 李崇智『中国歴代年号考』(中華書局 2004年)
  • 張廣達 李新江「関於唐末宋初于闐国的国号、年号及其王家世系問題」(『敦煌吐魯番文献研究論集』北京大学中国中古史研究中心編 中華書局 1982年)

関連項目

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