吉堀駅
かつて北海道上磯郡木古内町にあった北海道旅客鉄道の駅
吉堀駅(よしぼりえき)は、かつて北海道上磯郡木古内町字大川にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線の駅(廃駅)。電報略号はヨシ。事務管理コードは▲141411[2]。
吉堀駅 | |
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駅全景(2008年9月) | |
よしぼり Yoshibori | |
◄渡島鶴岡 (3.1 km) (13.2 km) 神明► | |
所在地 | 北海道上磯郡木古内町字大川鉄道用地[1] |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 江差線 |
キロ程 |
43.2 km(五稜郭起点) 函館から46.6 km |
電報略号 | ヨシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
0人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1935年(昭和10年)12月10日[1] |
廃止年月日 | 2014年(平成26年)5月12日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
歴史
編集- 1935年(昭和10年)12月10日:国有鉄道(鉄道省)上磯線の木古内駅 - 湯ノ岱駅間開通に伴い、一般駅として開業[3]。
- 1936年(昭和11年)11月10日:上磯線の湯ノ岱駅 - 江差駅間開通に伴い、上磯線が江差線に改称。
- 1949年(昭和24年)6月1日:日本国有鉄道法施行に伴い、日本国有鉄道(国鉄)に継承。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物取扱い廃止[1]。
- 1982年(昭和57年)11月15日:荷物取扱い廃止[4]。同時に無人化[1]。
- 1986年(昭和61年)12月23日:旧駅舎を取り壊し、貨車改造駅舎を設置[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[3]。
- 2014年(平成26年)5月12日:江差線の木古内駅 - 江差駅間の廃止に伴い廃駅[5]。
駅名の由来
編集駅付近を流れる木古内川にはサケが多く遡上し、サケが産卵時に掘る「ホリ」と呼ばれる穴が多くみられたことから、「よいホリ」の意から「よしぼり」と名付けられたとされる[6][1]。
駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅。もとは島式ホーム1面2線を有する構造で、上り線を撤去した跡にヨ3500形車掌車[7]改造の駅舎が設置されていた。廃止時は木古内駅管理の無人駅であったが、1982年(昭和57年)までは駅員が2人配置されていた[1]。
利用状況
編集乗車人員推移 | |
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年度 | 一日平均乗車人員 |
2011 | 0 |
2012 | 0 |
2013 | 0 |
駅周辺
編集木古内川と瓜谷川の合流地点が近い。
駅跡
編集函館バスの江差線廃止代替路線「江差木古内線」の停留所「吉堀」が駅跡最寄りの北海道道5号江差木古内線上に設置されている[8]
隣の駅
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h さよなら江差線編集委員会(編集) 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年、161頁。ISBN 978-4-89453-743-9。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、218頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、828頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第168号”. 官報. (1982年11月13日)
- ^ 『江差線(木古内・江差間)の鉄道事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2013年4月26日 。2013年4月26日閲覧。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、17頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 書籍『ダルマ駅へ行こう!』(著:笹田昌宏、小学館文庫、2007年)87ページより。
- ^ 『広報きこない 2014年4月号』木古内町、2014年4月、10頁。オリジナルの2017年1月12日時点におけるアーカイブ 。2023年1月9日閲覧。