吉城園

奈良県奈良市の日本庭園

吉城園(よしきえん)は奈良県奈良市にある奈良県所有の日本庭園

入口

歴史

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当地には元興福寺子院の摩尼珠院があったと伝わっている[1][2]明治期には民間の所有となり、1919年大正8年)に現在の建物と庭園が造られた後、奈良県の所有となり1989年平成元年)4月1日に開園した[2]。県営となって以降、入園料は有料であったが、2020年4月から無料となった。庭には茶室があり、有料で茶会等に使用することができる。

庭園

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池の庭、苔の庭、茶花の庭からなる。

  • 池の庭 - 江戸時代からの自然の地形、起伏、曲線を巧みに利用し、西に建つ旧正法院家住宅と一体となるよう造られている[2]
  • 苔の庭 - 全面が杉苔に覆われた庭園で、茅葺屋根の離れ茶室と一体となり閑静なたたずまいを見せている[2]
    地下に飛火野と同系の地下水脈が流れていると言われ、杉苔の生育に適した土地となっている[2]
  • 茶花の庭 - 茶席に添える季節感のある草花が植えられ、素朴で潤いのある景観となっている[2]

園内の建造物

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  • 旧正法院家住宅 - 大正期の近代和風住宅として、2011年(平成23年)3月、奈良県指定有形文化財となった(離れ茶室含む)[2]
  • 離れ茶室 - 茅葺屋根の茶室で、2010年(平成22年)5月に葺き替えが行われた[2]

所在地・交通

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  • 所在地 - 奈良県奈良市登大路町60-1
  • 交通アクセス - JR奈良駅近鉄奈良駅から奈良交通バス(市内循環外回り)「県庁東」下車、徒歩約3分
    近鉄奈良駅から徒歩15分[3]

周辺

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出展

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  1. ^ 興福寺古絵図
  2. ^ a b c d e f g h 現地配布公式パンフレット
  3. ^ 奈良公園Quick Guide

外部リンク

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座標: 北緯34度41分6.65秒 東経135度50分14.39秒 / 北緯34.6851806度 東経135.8373306度 / 34.6851806; 135.8373306