各務山
岐阜県各務原市の山
各務山(かかみやま)は、岐阜県各務原市にある標高170mの山。地元では前山と呼ばれている。
各務山 | |
---|---|
東側の愛宕山から望む各務山と山麓の苧ヶ瀬池 西から望む各務山 | |
標高 | 170[1] m |
所在地 |
日本 岐阜県各務原市 |
位置 | 北緯35度24分36秒 東経136度53分45秒 / 北緯35.41000度 東経136.89583度 |
山系 | 美濃三河高原 |
各務山の位置 | |
プロジェクト 山 |
概要
編集赤星山と地続きになっており、東西に細長い山である。
1960年頃に東側の赤星山から、1970年頃に北側の各務山から採土が進められ、1975年には赤星山跡に中央団地が、1979年には各務原市立中央小・中学校[2]が完成した。
その後も採土が進められ、2016年現在、山は中心部と東にわずかに残るのみであり、近々消滅の危機にさらされている。
東側に三角点(点名:前山)があるが、工業団地のテックフォルテ各務原の造成により移動している。また、テックフォルテ各務原のある地名の各務山1丁目であり、テックフォルテ各務原の完成により新設された。
登山道
編集70年ほど前までは赤星山との境界に登山道があったが、採土により山ごと消滅した。
周辺の山
編集- 各務原アルプス
- 北山
- 権現山 (各務原市)
- 三井山
- 伊木山
脚注
編集- ^ 地図閲覧サービス 2万5千分1地形図名: 岐阜北部(岐阜)、国土地理院
- ^ 各務原市立中央小・中学校が建っている場所は、かつて赤星山であった。そのため、山頂であった北舎の屋上に三角点(点名:各務山)がある。赤星山は、太平洋戦争時、陸軍各務原飛行場、及び周辺の軍需工場の防空壕が存在したが、1945年(昭和20年)6月22日の各務原空襲の際1t爆弾の直撃を受け、多くの犠牲者がでた。