台北電気(たいほくでんき)は、1903年(明治36年)2月12日に土倉龍治郎により設立された台湾初の発電事業会社[1]。 淡水河の支流である南勢溪にダムを築き、電力を供給する計画であった[2]。これは清の劉銘伝の計画を引き継いだものである[3]。 しかし、当時の台湾総督・児玉源太郎の意向によって同年の11月に官営化された[1]。 その後、総督府によって官営の亀山発電所(中国語版)が完成し、1905年(明治38年)9月に台北市街に電力供給を開始した[1][3]。