可児御嵩バイパス
可児御嵩バイパス(かにみたけバイパス)は、岐阜県可児郡御嵩町井尻から可児市中恵土までの国道21号のバイパスである[1]。
一般国道 | |
---|---|
可児御嵩バイパス 一般国道21号バイパス | |
路線延長 | 8.0 km |
開通年 | 2005年(平成17年) - 2010年(平成22年) |
起点 | 岐阜県可児郡御嵩町井尻 |
終点 | 岐阜県可児市中恵土 |
接続する 主な道路 (記法) |
岐阜県道83号 東海環状自動車道可児御嵩IC |
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
概要
編集可児郡御嵩町井尻 - 可児市中恵土の延長8.0km のバイパスであり、現道の渋滞の緩和・交通安全の確保・沿道環境の改善・地域経済発展の支援を目的として事業化されたもので、東海環状自動車道の可児御嵩ICのアクセス道路の役割もある。多くの区間で暫定片側1車線だが将来的には片側2車線化できる構造となっており、2018年(平成30年)3月16日に可児御嵩IC東 - 瀬田交差点間が4車線化された。
沿道には大型ドラッグストア(GENKY)やホームセンター(カインズホーム)がある。また、可児市瀬田のぎふワールド・ローズガーデンへのアクセス道路でもある。当公園はバラの名所でもあり、バラの咲くころにあたる春の連休などはかなり交通量が多い。
バイパスの完成によってアクセス性が向上すると、沿線への企業の進出が進んだり、杉原千畝記念館等の観光施設への観光客の増加などが期待される[2]。
路線データ
編集当バイパスの計画概要は以下の通り[1]。
沿革
編集- 1991年(平成3年)年度:事業化[1]。
- 2005年(平成17年)3月19日:御嵩町古屋敷 - 可児市柿田(可児御嵩IC)の1.9 kmが開通[1]。
- 2005年(平成17年)4月29日:可児市柿田(可児御嵩IC) - 可児市中恵土の2.4 kmが開通[1]。
- 2010年(平成22年)10月30日:御嵩町井尻 - 御嵩町古屋敷の3.7 kmが開通[1]。これにより可児御嵩バイパスが暫定片側1車線で全通。
- 2018年(平成30年)3月16日:可児御嵩IC東 - 瀬田交差点間の上下線を4車線化。
- 2021年(令和3年)2月26日:御嵩町上恵土(上恵土本郷東交差点) - 可児市中恵土(上恵土本郷西交差点)の0.8 kmが4車線化[3]。
- 2022年(令和4年)3月28日:可児郡御嵩町(南山団地入口交差点) - (みたけの森口交差点)の0.6 kmが4車線化[4]。
接続路線
編集- 国道21号現道(可児郡御嵩町井尻)
- 岐阜県道83号多治見白川線(御嵩町古屋敷)
- 東海環状自動車道可児御嵩IC(可児市柿田)
- 岐阜県道381号多治見八百津線(可児市柿田)
- 岐阜県道122号・愛知県道186号御嵩犬山線(御嵩町上恵土)
- 国道21号現道(可児市中恵土)
脚注
編集
出典
編集- ^ a b c d e f “一般国道21号 可児御嵩バイパス(道路事業)説明資料” (PDF). 国土交通省中部地方整備局多治見砂防国道事務所. pp. 1-2 (2016年9月30日). 2020年9月27日閲覧。
- ^ “可児御嵩バイパスの整備効果” (PDF). 多治見砂防国道事務所 (2018年3月). 2022年5月18日閲覧。
- ^ “国道21号可児御嵩バイパス 御嵩町〜可児市の一部区間が4車線開通! 〜交通渋滞の緩和に期待〜” (PDF). 国土交通省中部地方整備局 多治見砂防国道事務所 (2021年2月19日). 2021年2月27日閲覧。
- ^ “国道21号可児御嵩バイパス 3月28日(月) 御嵩町の一部区間 (0.6 km) が4車線開通! 〜交通渋滞の緩和に期待〜” (PDF). 国土交通省中部地方整備局 多治見砂防国道事務所 (2022年3月18日). 2022年3月28日閲覧。