古関駅
古関駅(こせきえき)は、かつて福島県西白河郡古関村(現・白河市)にあった運輸通信省白棚線の駅(休止駅)である。
古関駅 | |
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古関バス停及びバス専用道と福島県道388号の交差点 | |
こせき Koseki | |
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所在地 |
福島県西白河郡古関村関辺 (現・白河市関辺) |
所属事業者 | 運輸通信省 |
所属路線 | 白棚線 |
キロ程 | 11.0 km(白河起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1916年(大正5年)10月8日[1] |
備考 | 1944年(昭和19年)12月11日より休止 |
概説
編集本駅は、1916年(大正5年)に開業した白棚鉄道の古関停留場として開業したのが始まりである。その後、1938年(昭和13年)の鉄道省の借り入れの際に鉄道駅に昇格し、1941年(昭和16年)に国有化されたが、戦局の悪化に伴い、白棚線が不要不急路線として休止されたため、鉄道駅としての営業も休止となった。
第二次世界大戦が終結した後も、鉄道駅としての営業が再開されることはなかったが、白棚線が線路跡をバス専用道とした日本国有鉄道自動車局(国鉄バス)の自動車路線である白棚高速線として営業が開始されることになり、1957年(昭和32年)4月26日よりバス専用道上に古関停車場として営業を開始した。
歴史
編集廃線後の状況
編集廃線跡をバス専用道としているため、鉄道時代の痕跡はほとんどないが、2008年現在でも専用道上のバス停留所として機能している。かつての古関駅と同一地点に設置されており、停車場中心も定められた。
脚注
編集参考文献
編集- 『白棚高速線開業50周年』(2007年7月号・ジェイアールバス関東東北道統括支店発行)