古賀新一
古賀 新一(こが しんいち、本名:古賀 申策(こが しんさく)、1936年8月18日 - 2018年3月1日)は、日本の漫画家。福岡県大牟田市出身。本名や古賀 しんさく名義による作品もある。
古賀 新一 | |
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本名 |
古賀 申策 (こが しんさく) |
生誕 |
1936年8月18日 福岡県・大牟田市 |
死没 | 2018年3月1日(81歳没) |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1958年 - 2018年 |
ジャンル | ホラー漫画 |
代表作 | エコエコアザラク |
略歴
編集大牟田市立平原小学校3年生の時、手塚治虫『ロストワールド』に憧れて漫画家志望となる。福岡市の中学を卒業後、菓子製造会社などで働きながら独学で漫画を習得。21歳で上京し、ひばり書房の貸本向け単行本「黒猫」(短編集)掲載の「影なき犯人」でデビュー。1964年、『週刊マーガレット』で「白ヘビ館」を連載。当時、少女向けホラー漫画家として楳図かずおと双璧を成す存在だった。以後、続々と怪奇漫画を発表し、このジャンルを代表する作家のひとりとなる。
ホラー映画やオカルトブームを追い風に、黒魔術というアイテムを取り入れた『エコエコアザラク』がヒット。後年、度々映像化されている。
作品リスト
編集- エコエコアザラク
- エコエコアザラクII
- 魔女・黒井ミサ
- 陰獣・人でなしの恋
- のろいの顔がチチチとまた呼ぶ
- 黒髪の呪い
- 呪いの鈴の音
- 人面相の呪い
- 私の肌に呪いの顔が
- トロルドお母さんが恐い!
- 魔女地獄
- 恐怖のからくり人形
- 恐怖!血の館
- 恐怖の大時計
- 死人の家
- 夜が恐い!
- ふるえて眠れ
- 闇の死人学園
- 白へび館(1)(2)
- 呪いのへび教室
- 恐怖の女とかげ
- トカゲ女の子守歌
- まだらの毒ぐも
- 吸血くも男
- 妖虫
- 猿少女
- 恐怖のオオカミ少女
- 悪霊きつね屋敷
- たたりの猫少女
- ばけ猫の呪い
- 猫の目人形
- 恐怖のくちばし
- 血みどろの蟲屋敷
- けだもの屋敷
- ばけもの屋敷
- 血に呪われたばけもの屋敷
- 白衣のドラキュラ
- 生血を吸う幼女
- 呪われた吸血少女
- 復讐鬼いけにえ少女
- いなずま少女
- 老女の怨みいなずま少女
- 殺し屋カプセル
- ポケバイ★キッド
- ヒルが吸い付く
- 血が欲しいヒルが吸い付く
- 白へび少女(1)(2)(3)
- 白へびの恐怖(1)(2)
コミカライズ
編集別冊少年チャンピオンの洋画コミカライズ枠「劇画ロードショー」に2本が掲載された。
アシスタント
編集脚注
編集- ^ “漫画家古賀新一さん死去「エコエコアザラク」代表作”. 日刊スポーツ. (2018年3月16日) 2020年2月14日閲覧。
- ^ “漫画家の古賀新一さん死去 81歳 「エコエコアザラク」怪奇ホラー作家の第一人者”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年3月16日) 2018年3月16日閲覧。
- ^ 『古賀新一先生 訃報』(HTML)(プレスリリース)秋田書店、2018年3月16日 。2018年3月16日閲覧。