古藤千鶴
古藤 千鶴(ことう ちづる、1982年10月8日 - )は、日本の元女子バレーボール選手[1]。
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基本情報 | ||||
国籍 | 日本 | |||
生年月日 | 1982年10月8日(42歳) | |||
出身地 | 長崎県西彼杵郡長与町 | |||
ラテン文字 | Chizuru Koto | |||
身長 | 171cm | |||
体重 | 64kg | |||
血液型 | O型 | |||
選手情報 | ||||
愛称 | アス | |||
ポジション | S | |||
指高 | 212cm | |||
利き手 | 右 | |||
スパイク | 295cm | |||
ブロック | 282cm |
来歴
長崎県西彼杵郡長与町出身。実姉の影響で小学2年でバレーボールを始める。
卒業後、実姉の古藤あやかが所属していた当時地域リーグ所属(2002年にV1リーグ昇格)のPFUに入団し、PFUでセッターに転向した[2]。
2006年よりチームの主将を務め、2008/09チャレンジリーグにおいて初優勝に貢献し、最優秀選手賞を獲得した。
2009年6月、Vプレミアリーグの久光製薬スプリングスに移籍。2011年8月に元所属のPFU社員と結婚[3]。
プレミアリーグ2012/13シーズンでは、主将としてチームを6年ぶりの優勝に導き、自らもベスト6に輝いた[4]。
2014年4月、久光製薬の二連覇に貢献し、同月日本代表に初選出された[5]。
2017年3月、チャレンジリーグとプレミアリーグでの出場試合数が230をこえ、Vリーグ栄誉賞(長期活躍選手)を受賞した[6]。
2016年以降、世代交代のため中大路絢野(現・小島)や栄絵里香の出場が中心となり控えに回ることが多くなったが、チームが苦しい状況になれば先発に戻り、ファイナルでも先発を務めた[2]。しかし、自身がいることで他のセッターが経験を積めなくなるようではまずいと思うようになり、2018/19シーズンでの引退を決断[2]。最後のシーズンもファイナルでゴールデンセットの末東レアローズに勝ち優勝し、有終の美を飾った。
2019年6月引退[7]。引退後は夫のところに戻り、指導者になるための勉強に取り組んでいる[2]。また、元所属チームのPFUブルーキャッツのホームゲームで解説も務めている[8][9]。
球歴
- 全日本代表 - 2014年-
- バレーボールワールドカップ - 2015年 5位
所属チーム
- 町立長与北小(長与北小ファイターズ)
- 町立長与中
- 長崎女子高校
- PFUブルーキャッツ(2001-2009年)
- 久光製薬スプリングス(2009-2019年)
受賞歴
- 2007年 2006/07 Vチャレンジリーグ 敢闘賞
- 2009年 2008/09 Vチャレンジリーグ 最優秀選手賞
- 2013年 2012/13 Vプレミアリーグ ベスト6
- 2014年 2014AVCアジアクラブ選手権 ベストセッター[10]
- 2017年 Vリーグ栄誉賞(長期活躍選手)
個人成績
Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[11]。
シーズン | 所属 | 出場 | アタック | ブロック | サーブ | レセプション | 総得点 | 備考 | |||||||||
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試合 | セット | 打数 | 得点 | 決定率 | 効果率 | 決定 | /set | 打数 | エース | 得点率 | 効果率 | 受数 | 成功率 | ||||
2009/10 | 久光製薬 | 28 | 51 | 13 | 8 | 61.5% | % | 10 | 0.20 | 81 | 6 | 7.41% | 15.4% | 0 | 0.0% | 24 | |
2010/11 | 26 | 74 | 31 | 16 | 51.6% | % | 8 | 0.11 | 176 | 6 | 3.41% | 11.3% | 0 | 0.0% | 30 | ||
2011/12 | 21 | 88 | 47 | 27 | 57.4% | % | 23 | 0.23 | 349 | 15 | 4.30% | 14.1% | 5 | 20.0% | 65 | ||
2012/13 | 28 | 115 | 46 | 22 | 47.8% | % | 24 | 0.21 | 399 | 15 | 3.76% | 12.0% | 10 | 0.0% | 61 | ||
2013/14 | 28 | 98 | 38 | 18 | 47.4% | % | 22 | 0.22 | 357 | 13 | 3.64% | 13.0% | 4 | 25.0% | 53 | ||
2014/15 | 19 | 74 | 35 | 17 | 48.6% | % | 8 | 0.11 | 295 | 1 | 0.34% | 9.5% | 1 | 0.0% | 26 | ||
2015/16 | 21 | 84 | 37 | 20 | 54.1% | % | 8 | 0.10 | 331 | 16 | 4.84% | 13.9% | 3 | 66.7% | 44 | ||
2016/17 | 21 | 53 | 15 | 7 | 46.7% | % | 4 | 0.08 | 125 | 1 | % | 8.8% | 0 | 0.0% | 12 | ||
2017/18 | 21 | 47 | 10 | 5 | 50.0% | % | 3 | 0.06 | 139 | 7 | % | 12.8% | 0 | 0.0% | 15 | ||
2018/19 | % | % | % | % | % |
※PFU在籍時のデータは、チャレンジリーグの為記載せず。
脚注
- ^ “選手詳細”. Vリーグ機構. 2018年1月31日閲覧。
- ^ a b c d e 米虫紀子 (2019年8月7日). “名セッター古藤千鶴、36歳での引退。黄金時代を築いた久光製薬への愛。”. Sports Graphic Number. 2019年12月10日閲覧。
- ^ 月刊バレーボール 2012年1月号臨時増刊 チームの顔2011/12 43ページ
- ^ Vリーグ機構. “2012/13V・プレミアリーグ女子 個人賞のお知らせ”. 2013年4月13日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “2014全日本女子”. 2014年4月17日閲覧。
- ^ “2016/17シーズン Vリーグ個人賞 受賞者一覧”. Vリーグ機構. 2018年1月31日閲覧。
- ^ “退団選手のお知らせ”. 久光製薬スプリングス (2019年5月29日). 2019年12月10日閲覧。
- ^ “2019-20 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN 石川大会(11/2、3)のホームゲームイベントについて”. PFUブルーキャッツ (2019年10月29日). 2019年12月10日閲覧。
- ^ PFUブルーキャッツ [@PFUBlueCats] (2019年10月30日). "ホームゲームイベント". X(旧Twitter)より2019年12月10日閲覧。
- ^ AVC. “Hisamitsu Springs stun Tianjin, capturing Asian Women's Club Championship title and ticket to contest FIVB World Club Championship”. 2014年4月26日閲覧。
- ^ “選手別成績”. Vリーグ機構. 2018年8月13日閲覧。
外部リンク
- 古藤千鶴 - V.LEAGUEのプロフィール
- 山口(古藤)千鶴 (@chizuruganbaru2) - X(旧Twitter)
- 久光製薬移籍を伝えるPFUバレーボール部記事
- 古藤千鶴オフィシャルブログ