古神戸湖
古神戸湖(ここうべこ)は、古第三紀漸新世に存在した湖。この湖に堆積した地層が神戸層群である。
約3500万年前ごろに、現在の兵庫県神戸市西部(須磨区、垂水区)、北部(北区)あたりから三田市、三木市、南は淡路島北部付近にまで広がっていたと推測されている。丹生山系は神戸層群が形成されたのちに隆起してできた山である。
神戸層群一帯では多くの植物化石や、貝化石が発掘されている。
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 觜本格; 前田保夫 (1989年). “5.古神戸湖の時代の地層・神戸層群”. 神戸の地層を読む(2)(神戸の自然17). 神戸市立教育研究所. 2011年8月27日閲覧。
- 三木市教育委員会; 三木市中学校理科研修部会. “用語解説2”. 三木市の自然「地学編」. 2011年8月27日閲覧。