原田棟
日本の陸軍軍人
原田 棟(はらだ むなぎ、1893年(明治26年)9月24日[1] - 1982年(昭和57年)2月28日[1][2])は、日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。
経歴
編集広島県出身[1][3]。1915年(大正4年)5月、陸軍士官学校(27期)を卒業[1][4]。同年12月、歩兵少尉に任官した[4]。
1932年(昭和7年)8月、歩兵少佐に進級[5]。1935年(昭和10年)3月、陸士本科生徒隊中隊長に就任し[5]、1937年(昭和12年)8月、歩兵中佐に進んだ[6]。1939年(昭和14年)8月、歩兵大佐に昇進し陸士教官に就任[3]。1940年(昭和15年)5月、陸軍憲兵学校教官を兼務した[3]。
1940年12月、歩兵第215連隊長に発令され太平洋戦争に出征[1][3]。ビルマの戦いに参戦した[1]。1943年(昭和18年)6月、仙台陸軍教導学校長に発令され帰国[3]。同年8月、教導学校の改組により仙台陸軍予備士官学校長に就任[1][3]。1944年(昭和19年)3月、陸軍少将に進級した[1][3]。1945年(昭和20年)2月、警備第3旅団長に発令され[3]、東京都渋谷で終戦を迎えた[1]。
脚注
編集参考文献
編集- 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
- 『現代物故者事典 1980〜1982』日外アソシエーツ、1983年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 陸軍省編『陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和11年9月1日調』偕行社、1936年。