原平市
原平市(げんへい-し)は中華人民共和国山西省忻州市に位置する県級市。
中華人民共和国 山西省 原平市 | |
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旧称:崞県 | |
忻州市中の原平市の位置 | |
簡体字 | 原平 |
繁体字 | 原平 |
拼音 | Yuánpíng |
カタカナ転写 | ユェンピン |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 山西 |
地級市 | 忻州市 |
行政級別 | 県級市 |
建置 | 漢代 |
改編 | 1993年 |
面積 | |
総面積 | 2,571 km² |
人口 | |
総人口(2020年) | 41 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0350 |
郵便番号 | 034100 |
行政区画代碼 | 140981 |
公式ウェブサイト: http://www.yuanping.gov.cn/ |
歴史
編集秦代に雁門郡が設置されたのが市域における行政区画の初見である。前漢になると太原郡の下部に原平県が設置され、後漢以降は雁門郡の管轄とされた。
410年(永興2年)、北魏により原平県は現在の代県西部に移され(北斉により廃止)、秀容郡石城県が新設された。隋代になると590年(開皇10年)に石城県は平寇県、605年(大業元年)に崞県と改称され、唐代から金代にかけては代州の管轄とされた。元朝が成立すると1242年、崞県は崞州に昇格、冀寧路の管轄とされたが、1369年(洪武2年)、明朝は崞県に降格、太原府(1375年に代州に移管)の管轄とし清末まで沿襲された。
中華民国が成立すると府制廃止に伴い1912年(民国元年)に山西省直轄とされたが、北京政府が成立すると1913年(民国2年)に新設された雁門道に移管され、南京国民政府成立まで継承された。
行政区画
編集- 街道:南城街道、北城街道、吉祥街道、新原街道
- 鎮:同川鎮、蘇竜口鎮、崞陽鎮、大牛店鎮、閻荘鎮、軒崗鎮、雲水鎮
- 郷:子干郷、中陽郷、沿溝郷、大林郷、西鎮郷、王家荘郷、段家堡郷
交通
編集鉄道
中国地名の変遷 | |
建置 | 漢代 |
使用状況 | 原平市 |
前漢 | 原平県 |
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後漢 | 原平県 |
三国 | 原平県 |
西晋 | 原平県 |
東晋十六国 | 原平県 |
南北朝 | 石城県(北魏) |
隋 | 石城県 平寇県 崞県 |
唐 | 崞県 |
五代 | 崞県 |
北宋/遼 | 崞県 |
南宋/金 | 崞県 |
元 | 崞州 |
明 | 崞県 |
清 | 崞県 |
中華民国 | 崞県 |
現代 | 崞県 原平県 原平市 |