原市沼
埼玉県上尾市と伊奈町の境にある沼
概要
編集伊奈氏屋敷跡に近く、北端を東北新幹線・上越新幹線が通っている。湿地を形成し、野鳥や湿生植物に恵まれている。流入・流出河川は原市沼川のみである。戦前までは蓮の花が咲き続けていたが、戦後の食糧難で姿を消してしまった[1]。近年、行田市より古代蓮の種子を譲り受け、「原市沼を愛する会」の人々の努力により、蓮の花の再生に成功した[2]。蓮の花の見ごろは7月中旬 - 8月中旬の朝方である。
原市沼調節池
編集上ノ池、中ノ池、下ノ池の3つに分かれて治水用の調節池を整備中であり、中、下池が概成している。
交通
編集脚注
編集- ^ 『写真アルバム 上尾・桶川・北本・鴻巣・伊奈の昭和』いき出版、2017年10月19日、55頁。ISBN 978-4-86672-004-3。
- ^ a b “原市沼と古代蓮 神崎秀春さん(原市地区) まちかど特派員だより”. 上尾市役所 (2014年3月3日). 2018年9月12日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 原市沼を愛する会 - 公式ブログ
- よみがえる「古代蓮」を原市沼に見る - フォートラベル
- 原市沼古代蓮 - イナマチドットコム
座標: 北緯35度58分29.1秒 東経139度37分30.7秒 / 北緯35.974750度 東経139.625194度