南ペルー共和国
- 南ペルー共和国
- República Sud-Peruana
-
← 1836年 - 1839年 → (国旗) (国章)
赤が南ペルー共和国、赤と白がペルー・ボリビア連合の領土-
公用語 スペイン語 首都 タクナ 現在 ペルー
南ペルー共和国(みなみペルーきょうわこく、スペイン語: República Sud-Peruana)は現ペルーの南部に設立された短命国家である。ペルー・ボリビア連合の構成国でもあった。 首都はタクナであった。人口は494,883人。面積は現ペルーの約1/3(428,406km²)であった。
建国
編集1836年にボリビアの大統領アンドレス・デ・サンタ・クルスがペルーの支配者であるアグスティン・ガマーラを破り、ペルーを南北に分割し、北ペルー共和国と南ペルー共和国に分けて統治した。そしてペルー・ボリビア連合が結成され、ボリビアと統合された。
消滅
編集だがガマーラを中心としたペルーの政治家はチリに亡命し、連合結成に脅威を抱いていたチリ、アルゼンチンに呼び掛け、軍を結成した。そして連合戦争が起こり、1839年8月25日にペルー・ボリビア連合の支配者であったサンタ・クルスが亡命して連合崩壊と戦争終結となった。この時にペルーも統一、独立となりこの共和国も消滅した。